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私が好きになった人は・・だった そして、親友の女の子とも・・
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がお風呂に入って

「ねぇ アカサ 彼のマンションにも行くんでしょ」と、私が切り出して

「うん 時々ネ だって 彼は実家に来ないんだものー」

「そこで 愛してもらうんだぁー」と、岬も聞き出すように

「会うとネ 抱いてもらってる だって、愛の証やんかー」

「ねぇ 燃えあがる?」

「うふっ たまにね 夢中になってしもてなー自然と自分で腰を振ってしまう時もあるネン」

「わぁー すごいねぇー アカサ そんなふうになってしまうのぉ」と、紗英が顔を覆っていた。

「なによー あなた達の後学のためや思って、話してるんじゃぁないのよー」

「そっ そうだよね アカサ だから、幸せそうなんだ」

「ウン 岬 男って やっぱり、女には必要やでー 頑張ってみーなー」

「わかっているんだけど いざとなるとネ つまらなく見えてしまうんだよね」

「そのうち いい人に会えるって」

 部屋はコンベクションみたいになっていて、ツインのベッドルームに仕切られているので、私と岬は同じところに・・。やっぱり、岬が私のところに潜り込んできて・・お互い手をあそこに添えて、時々、指を動かしながら、吐息とともに寝てしまっていた。

 次の日、アカサは早いうちに出て行ってしまった。私達は、近くのベーカリーのイートインで朝食を取って、アカサが働いているという清水坂のお店に顔を出した。観光客も少なくて数人が歩いているだけだった。

「アカサ 本当に人少ないネ 信じられない 修学旅行の時は並ぶようにして歩いてたのにー」

「うーん まだ 朝ってこともあるんやけど 少ないネン ねぇ 何が良い? 選んで、感想も聞かせてよ」

 お義姉さんという人にご挨拶をして、売り場の奥に二人用のテーブル席が三つ並べられていて、食べられるようになっていたので、私達はそこで、それぞれが選んだものを、と言っても3人で一口ずつシェァしながら食べていた。

「アカサ おいしいよ お漬物も以外とあうネ ねぇ この上にちょこんと乗ってるのって何?」

「あー それ 豆乳クリームと苺で赤くした 可愛いでしょ」

「ウン いい 良い それにさー この席側に女の子の好きそうな小物なんかばっかり並べてさー 食べながら、物色できるんだー」

「それって アカサちゃんの提案なの 評判良いのよ みんな何かしら買っていってくださるのよ」と、お義姉さんが口添えしていた。

 その後、アカサの勧めで京都の街並みが見えるというお店でお昼を食べて京都駅に向かったのだ。アカサは来れないと言っていたのだが、席だけ予約してくれていたのだ。

「ねぇ アカサって もう 収まるとこに収まってるネ もう、大学なんて行く必要無いんじゃない?」と、私は二人に問いかけていた。

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