暁 〜小説投稿サイト〜
私が好きになった人は・・だった そして、親友の女の子とも・・
6-5
[2/2]
[8]
前話
[9]
前
最初
[2]
次話
すみちゃん ポーズ」と、私はかがんで並んだ。
お母さんは、スマホを取り出して、シャッターを押していた。そして、私も、スマホを取りだして「すみません 私達も撮ってもらえます?」とお願いすると
「あっ やっぱり 女性のかた? ごめんなさいね この子がお兄ちゃんって言うもんだからー 可愛らしいお顔とは思ってたんですが ごめんなさいね」と、言いながらも私のスマホでコウと二人のところを撮ってくれた。私は、帽子をとってベッタリとコウにくっついていた。
だけど、その後も、かすみちゃんは私と手を繋ぎたかったのか、私達のもとに来て、私の手を探すようにして握ってきていた。その度にお母さんが来て、私に頭を下げて、連れ戻していたのだけど・・。
そして、その家族が先に下りて行くときも、かすみちゃんが
「おにいちゃん バイバイ」と、小さな手を振っていた。「だから おにいちゃんじゃぁなくて おねえちゃんって言っているでしょ」と、諭すようなお母さんの声が聞こえていた。
「えらく 好かれたもんだなー おにいちゃん」と、コウがからかってきて
「もうー コウまでぇー なんなんでしょ あの子 失礼ヨネ 可愛いけどー」
「うふっ ミミもまんざらでもなかったみたいだよ」
「私 妹が欲しいからー でも、今の子は 私の子供みたいな年なんカナー」
「だなー もう 自分の子供って言っても通用するカナ 若いお母さん」
「やだぁー まだ 私は お姉ちゃんで通用しますよっ〜だ 君の彼女は、まだ二十歳前だよ」
[8]
前話
[9]
前
最初
[2]
次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]
違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
しおりを解除
[7]
小説案内ページ
[0]
目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約
/
プライバシーポリシー
利用マニュアル
/
ヘルプ
/
ガイドライン
お問い合わせ
2025 肥前のポチ