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私が好きになった人は・・だった そして、親友の女の子とも・・
第6章
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け答えするようになって打ち解けるようになって心許してきたら、誘ってみるのも良いかもネ」

「そうかー 焦りすぎかなー もう ダメだなー 俺 嫌われたカナー 不審者かぁー」

「まぁ 成功率0.1% ねっ もう会うことも無いだろうけど」

 
 その夜は、焼肉を用意してくれていた。私も、久々のお肉だった。

「美海 ちゃんと食べてる? 不自由ないの?」と、お母さんが相変わらず心配していた。

「大丈夫だって! 野菜が多くって、碧だったら文句たらたらだろうけどネ」

「そうネ 碧 もっと 食べなさいよー あなた 最近 食欲ないのネ 元気ないし お姉ちゃんが居ないからかしら」

「そんなんじゃぁないよ ちょっと運動不足のせいカナ ご馳走様 先に風呂入っていいかなー」と、消えて行った。

「どう? なんか 元気ないよねー どこか悪いんだろかー 美海 どう思う?」

「えぇー そんな風には見えないけどー 心配いらないよ あの年頃だと 色々不安定な時ってよくあることよ それに、この前の大会 うまくいかなかったんじゃぁない 自分から言わないものー」

 夕食後、洗い物を手伝って、お風呂に入った時、私は、あの毛の処理も丁寧にしていた。明日はコウのマンションに午前中に行くことになっていたから、きっと抱き合うに決まっているからと、甘えるんだと期待していたのだ。そして、部屋に戻ると直ぐに、碧が待っていたかのように顔を出して

「ミィ姉 入っていいか?」

「うん なによー いいけど 声ぐらい掛けなさいよ いきなり顔を出してサー」

「あぁー そうかー」と、入ってきたけど

「碧 なんなのー パンツだけでー 姉弟でも・・ なんなのーよ」

「でも 暑いから・・普段こんなもんだよー」と、コウもこんなこと言ってたなと、思い出していた。

「それで なにー?」

「あのさー 全国大会って、今年は、中止なんだよ だから予選も無いだろー」

「だから なによ しょうがないじゃない」

「だからー 予選会も無いってことは・・もう 会えないんだよー」

「・・・だからー もう 会うことも無いって言ってるじゃぁない」私は、少し、イライラしてきていた。明日の下着を選ぼうと思っていたから・・。

「あのさー 彼女の学校 行ってみようと思うんだけどー」

「えぇー ちょっと 待ってよー あんた 何言ってるわかってるのー それじゃー ストーカーじゃぁない 私は犯罪者の姉になるの嫌だからネ!」

「だよなー ・・・」

「碧の女の子を好きって気持ちもわかるわよ だけど、結ばれる運命だったら、又、どこかで会えるチャンスがきっと来るわよ それより灯ちゃんとは どうしたの?」

「あぁ 今でも、土曜の朝だけ走って
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