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私が好きになった人は・・だった そして、親友の女の子とも・・
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 次の日、朝起きて、顔を洗って、お台所に行くとお母さんがご飯の支度をしていたので

「あっ すみません 私 何かお手伝いを・・・」

「いいの もう そうね じゃー ご飯入れるから お膳に持って行ってちょうだい」

「はい」と、お盆にお茶碗が乗せられるのを見ていて、「これはお父さん、これはタク、これはコウにミミちゃんネ」と、説明されて、次は、けんちん汁だった。

「おっ 今日から 花が咲いたようだな」と、お父さんも、ゆっくりと少し高い座椅子に座ってきた。食卓にはお漬物にアジの焼き物、野菜の炊いたもので、私はけんちん汁が苦手だったんだけど、無理にでも食べていた。コウとお兄さんは今日の仕事の配達先とかを打ち合わせしていた。

 食べ終えると私は、昨日の仕事場に向かおうとしていると

「ミミ 大丈夫か? 僕は、今日も配達で居ないけど・・ なんか困ったら、ハウスに兄貴が居るし・・ 電話してくれても構わんしな」

「ウン 大丈夫と思う 莉子さん 親切だし だけど、ねぇ・・ お昼ご飯 用意 お母さん 手伝った方がいいの?」

「あぁ 任せてていいよ こっちのほうも忙しいはずだから 莉子ちゃんに聞いてな じゃぁ 行ってくるよ」

 作業場に行くと、もう莉子さんが居て、苺を洗う用意をしていた。

「すみません 遅くなって 私 これ 洗えばいいですか?」

「うんちゃ ふふっ 一緒にネ 洗い方とか ダメなやつの見方教えながらね でも 楽しいなぁー 今まで、独りでやること多かったっぺっ でも、ミミちゃんが来てくれて」

「はい 私も 莉子さん 親しみやすくって よかったぁー」

 その後は、ヘタ取りをしながら、話始めた。

「ヘタを取ってからから、洗うとネ なんかおいしいとこが逃げるような気がしてね ヘタを取った後、もう一度さーっと洗い流すんだぁ でも あんまり力入れて握っちゃぁダメよ キズつくだんべ 女の子も優しくしてくれないと嫌だっぺ?」

「あっ あー そうですね あのー 莉子さんも 今 お兄さんと住んでるんだすか?」

「あはっー だすかって何よ ミミちゃん 言葉変になってるぅー 私は まだ 実家よ 近くだけどー 結婚決まって、新居は出来たんだけど、嫁入り前の娘が けじめは、ちゃんとつけなきゃーいかんとってー 結婚前に赤ちゃんできるようなことされたら、たまらんって おやじにすごいこと言われたっけっ」

「わぁー そんなことぉー お父様って はっきり言う人なんですね」

「そうだね でも ウチの家族はみんな 遠慮なしに言うよ 私 もう嫁にいったけど お姉ちゃんと二人姉妹でね お姉ちゃんなんて すごかったんだからー ずけずけ言ってね 男に対しても遠慮なかったの」

「へぇー 莉子さんとお兄さんは い
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