第五十話 親戚の子達の世話からその六
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「そうでしょ」
「そう言われてるわね」
「それでお猿さんみたいになの」
「とことんやったらね」
「もう変なことしないのね」
「欲は発散させたらよ」
そうしたらというのだ。
「もう求めないものよ」
「エロについても」
「食欲もそうでね」
それでというのだ。
「そっちの欲もよ」
「発散させたらいいのね」
「そうよ、あの子達もそうした年齢になったらね」
「覚えるのね」
「それで後はね」
「発散させるに任せるの」
「そうしたら」
美奈代は今はクロールで競争している二人を見て話した、見ればしっかりと泳いでいるのはプールで二人だけだ。
「もうね」
「それでエロガキじゃなくなるのね」
「行動に移すね」
そうしたタイプのというのだ。
「そうなるわ」
「そうなのね」
「だからね」
それでというのだ。
「それに任せるのよ、行動に移さなかったらね」
「それでいいのね」
「想像してアイドルの画像とかそうしたビデオやゲーム観てプレイしてね」
その様なことをしてというのだ。
「自分で解消したら犯罪じゃないでしょ」
「幾らしてもね」
「だからいいのよ」
「行動に移さなかったら」
「ホラー映画を観てもよ」
美奈代はこうも言った。
「ホラー映画の真似しなかったらいいでしょ」
「殺人とかね」
「だからそうしたビデオやゲームでもね」
「行動に移さなかったらいいのね」
「発散に使えば」
こちらが本来の目的なのは言うまでもない。
「そうしたらね」
「いいのね」
「そうよ、そういうのは自然と覚えるのよ」
「エロいことは」
「人は求めるものを知っていくものよ」
今度はいささか哲学的な言葉で表現した。
「どんなものでもね」
「エロいことも」
「そうよ、というかアイドルの写真とか普通に漫画雑誌でもあるでしょ」
「巻頭でね」
「もう手軽に誰でも目にすることが出来て」
そうしてというのだ。
「発散させられるから」
「どんどん発散させるのね」
「一日十回でもね」
「十回もって」
「十代は凄いらしいから」
その年代のこうしたことについての欲情はというのだ。
「だからね」
「それで十回でもなの」
「一日ね」
「それで気が済むまでなのね」
「発散してもらうの、そして今はね」
「身体を動かすだけね」
「そう言うの覚えたら発散と並行してになるけれど」
その時はというのだ。
「今はね」
「子供の時は」
「どんどんよ」
「身体を動かせるのね」
「そうして」
そのうえでというのだ。
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