第五十話 親戚の子達の世話からその三
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「任せて下さい」
「秘策?」
「二人共近くのプールに連れて行っていいですか?今から」
こう言うのだった。
「そこで思い切り身体動かさせるんで」
「その後でお昼一杯食べさせます」
富美子も叔母に話した。
「そうします」
「ああ、そうしたらね」
「はい、大人しくですよね」
美奈代は叔母に笑顔で応えた。
「寝ちゃいますね」
「お昼食べたらね」
「ですから」
「ええ、けれど溺れたりどっかに行かない様に気をつけてね」
「そうします」
このことも約束してだった。
美奈代と富美子は二人を預かった、叔母は夫と共に姉妹の母と共に祖母のところに一先ず行った、そしてそこから夫婦それぞれの行動に移った。
姉妹は早速悪ガキ二人を近くの市営プールに連れて行ったが。
ここでだ、富美子は姉にプールの更衣室でバツの悪い顔になって話した。
「誤算あったわね」
「ええ、プールってことはね」
美奈代は着替えつつ妹に彼女と同じ顔で答えた。
「水着よ」
「そうよね」
「私達も水着になるし」
「周りだってね」
「水着よ、それで市営プールはね」
「お子さん連れでね」
「人妻さん達も来てるわ」
このことを言うのだった。
「若しくは年の離れたお姉さんがね」
「水着を着て」
「ってことはよ」
「あのエロガキ共にとってはね」
「天国よ」
まさにというのだ。
「ここはね」
「そうよね」
「私達もうんと触ってきてね」
「普段以上に」
「それでよ」
それに収まらずというのだ。
「人妻さんやお姉さんにもよ」
「触るわね」
「まじまじと見てね」
「そうよね、見たところ人妻さんといっても」
富美子は着替えつつ自分達の周りを見て話した。
「若いわね、どの人も」
「だって子供って言ってもね」
美奈代も着替えつつ答えた。
「小さいのよ」
「だったらね」
「小さい子のお母さんときたら」
「大抵若いわね」
「若奥さんよ」
美奈代はあえていやらしく刺激的にこの言葉を出した。
「若妻とも言っていいわ」
「エロガキにはもってこいね」
「しかも大人が触ったら即刻逮捕よ」
「痴漢でね」
「けれど子供だったら」
「怒られるだけね」
「しかもあの子達怒られてもよ」
そうされてもというのだ。
「全くでしょ」
「平気だから」
「もうね」
それこそというのだ。
「何をしてもよ」
「平気ね」
「そうよ」
まさにというのだ。
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