第2部
ダーマ
シーラの意志
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そのときだった。ユウリが持っていた杖が、ひとりでにぶるぶると激しく動き出したかと思うと、急にまばゆく光り出した。そして、二人の手から逃れるように宙に浮いたかと思うと、さ迷うようにゆっくりと移動したではないか。
「な、何!?」
思わず私は声を上げるが、それがわかる人は誰一人いなかった。そして何かに反応したのか、ふらふらとある場所へと向かっていく。その場所とは……。
「へ!?」
突然イグノーさんの杖が目の前にやって来て、唖然とするシーラ。そう、杖が向かったのは、シーラのところだったのである。
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