第五章 トリスタニアの休日
第六話 キス!?! キス?!?
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「っ! っ?! っぅ!?!」
「…………」
士郎はアンリエッタの口内に無事侵入すると、まずはアンリエッタの白い歯を、自身の舌で一本一本磨き始めた。次に舌を葉の付け根に向かって移動させると、歯茎を同じように磨くようになで始め。さらには歯と歯茎の間も隙間なく舐めましてくる感覚に、痺れるような感触と共に下腹部に痛みを感じる程の熱を感じた始めたアンリエッタ。鼻での息では呼吸が追いつかず、アンリエッタが思わず口を大きく開くと、タイミングを図ったように士郎は舌を滑り込ませた。
「っぐ! っぁうんぅっ!!!」
「……ん」
ぐちゅりと泡立った唾液を合わさった口の端から垂れ流しながら、舌を突き入れた士郎は、がしりとアンリエッタの頭を固定すると、上顎を一気に舐め上げた。
「ひぅっ!」
身体に電気を流されたようにビクリと身体を痙攣させるアンリエッタの身体を自分の身体とベッドで押さえ込むと、怯えるように逃げるアンリエッタの舌を追いかけ始めた。
泡立つ白い唾液が二人の合わさった唇から漏れ出し、隙間から粘ついたぐちぐちという音を響かせながら、士郎はアンリエッタの舌を追いかける。しかし、狭い口内の中、更には経験の浅いアンリエッタでは百戦錬磨の歴戦の戦士である士郎からは逃れることは出来ず、遂には絡め取られてしまう。
「っうああっ?!」
思わず悲鳴が漏れてしまう。
それほどの力がアンリエッタの身体を襲ったものにはあった。
士郎はアンリエッタの舌を捕まえると、器用に持ち上げ、敏感に過ぎる舌の裏側に自身の舌を滑り込ませ……一気に舐め上げた。
瞬間、アンリエッタの視界は暗転し、直後目が焼かれるかのような光が何度も瞬く。同時に下腹部に燃え盛る炎が、まるで噴火する火山のように吹き出すのを感じながら意識が消え掛かりそうになるが、
「んぅ……」
だらりと垂れ下がった舌を絡ませ、自身の口の中に引き込んだ士郎がそれを咥えこみ、一気に吸い込まれることで意識を覚醒させられた。
「ふんんっ?!」
じゅちゅずずっ! という唾液を啜る音と共に感じる、まるで脳髄を吸い込まれるような暴力的な感覚に、沈み込み始めた意識さえ引き上げられたアンリエッタは、完全に士郎になされるがままだ。
全身の力が抜けたのを確認した士郎は、口づけを続けながら、短いスカートをはくアンリエッタの足を器用に自身の足で押し広げ始めた。
足を押し広げられながら、濡れてひんやりとする感触がする下腹部に熱く硬い身体が押し付けられているのを、アンリエッタは霞掛かる思考の中感じていたが、抵抗するわけでもなく、逆に自身から足を広げ迎え入れると、逃がさないとばかりに割り込んできた身体に足を絡ませた。
「んっんく、ん、ん、んぉっ! あ、ぅあぁ、
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