暁 〜小説投稿サイト〜
私が好きになった人は・・だった そして、親友の女の子とも・・
5-2
[1/3]
[8]
前話
[1]
次
最後
[2]
次話
7月になってしまって、私は、我慢できなくてコウに電話で
「ねぇ いつ 帰ってくるのー もう1ト月になるんだよー」
「あぁ 今 実家のほうで 新しいことを初めてナ 毎日 忙しい」
「そんなー 会いたいよー コウは会いたくないのー 私のことなんて忘れてるんでしょッ」
「そんなことないよ 毎朝 起きるとチュッとおはようしてる」
「うそーっ ねぇー 寂しいよー 会いたい!」
「そーだな じゃーぁ 出てこれるかい? 宇都宮 駅に迎えに行くよ 日光のほうでも行くかぁー」
「ウン 行く うれしいー」
私は、次の土曜日に大宮から新幹線に乗って、いそいそと出かけて行った。紺のストライブのシャツワンピースにツバの短い麦藁帽を持って、もう梅雨が明けたのかと思うぐらい暑い日だった。
コウは借りてきたという車で、宇都宮の駅まで迎えに来てくれていた。私は、コウの顔を見ると、思わず胸にぶつかって行った。
「また 黒くなったのー 外で仕事してんの?」
「いや そーいうわけじゃぁ無いんだけどな」
車に乗った時、私はコウのホッペにチュッとしていった。
「会いたかったんだからー こんな可愛い娘をほったらかしにしてー」
コウは辺りを見回してか、私の唇にチュッと合わせてきてくれた。それから、私か゛神社は興味がないと言ったものだから、湖のほうに行って、お昼ご飯を食べて、しばらく歩いた。日差しが強かったんだけど、私は手を繋いで歩きたかったのだ。
「ねぇ なんか新しい商品って?」
「うん 売れない苺なんかを使って、ピューレとか苺のスプレッドとかね 近くの洋菓子店なんかにも協力してもらって、ぼちぼち売れ出しているんだ」
「そう コウは頑張ってるねぇー 私なんか、せっかく大学入ったと思ったら、オンラインばっかーで、毎日が面白くない」
「だろうけどね でも、入学が叶わなかった子もいるんだよ それを思うと、今の環境でも、頑張んなきゃー いつまでも、こんなこと続かないし、それに大学だって学生のことを考えて、今、出来る最良のことをやってるんだよ」
「そうだねー 不満言ってたらバチ当たっちゃうね それでなくても、コウと淫らなコトしてんだし」
「それは 僕が望むからだろー ミミは応えてくれてるだけだよ これから、思いっきり愛してせめてやるからな」
「嫌だぁ〜ん あんまり恥ずかしいこと・・」
コウは、日光からの帰り道を少し外れて、ラブホテルに入って行った。私は、その時、少し沈むようにして他から見えないようにしていた。ガレージの上が部屋になっているから誰にも会わないで済んだけど。
部屋に入ると、直ぐに、コウはソファーの上で、私を抱きしめてきて、ワンピースの胸のボタンをはずし
[8]
前話
[1]
次
最後
[2]
次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]
違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
しおりを解除
[7]
小説案内ページ
[0]
目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約
/
プライバシーポリシー
利用マニュアル
/
ヘルプ
/
ガイドライン
お問い合わせ
2025 肥前のポチ