第四十七話 大人の服装はその十四
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「女同士でもよ」
「危ないって言われてたわね」
「だからね」
それ故にというのだ。
「普段からよ」
「用心することね」
「男の子お部屋に入れてよ」
実際にそうしてというのだ。
「お風呂入ってきて下着姿だと」
「誘ってる様なものね」
「好きにしてってね」
「もう襲われない方がおかしいわね」
「しかも一華ちゃんスタイルいいし」
五人全員がそうだが彼女もだ。
「下着白が多くて可愛いし」
「そのこともなの」
「本当にね」
まさにというのだ。
「危ないわよ」
「白ってオーソドックスでも」
下着の色としてもだ。
「それでもなの」
「シンプルで清潔感があってね」
それでとだ、かな恵は答えた。
「デザインにもよるけれど」
「エロいの」
「そう、一華ちゃんが持ってるタイプは」
そうしたデザインの下着はというのだ。
「普通だけれど」
「その普通がなの」
「かえってよくて」
「相手を刺激するの」
「そう、だからね」
「下着姿でいたら駄目なのね」
「私達が男の子だったら大変よ」
今頃そうなっていたというのだ。
「襲ってたわよ」
「まさかと言いたいけれど」
「それがまさかじゃないのよ」
これがというのだ。
「可愛いとか下着姿エロいと思うなら」
「女の子でそれなら」
「男の子ならね」
それこそというのだ。
「同性愛の人だってね」
「危ないのね」
「そう、だからね」
その為にというのだ。
「一華ちゃんもよ」
「気をつけることね」
「気をつけて何もなかったら」
それならというのだ。
「いいでしょ」
「そうね」
一華もそれはと頷いた。
「じゃあこれからはね」
「お風呂から出たらすぐにね」
「下着の上から服着る様にするわ」
「夏の暑い時でもね」
「そうするわ」
強い声で約束した、そうしてだった。
五人はここでまた客が来たのでそちらに向かった、夏休みの中でこうしたことも話して知るべきことを知っていくのだった。
第四十七話 完
2022・7・23
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