第四十七話 大人の服装はその七
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「ですから」
「そんなことはしないわね」
「はい、悪いことはしないです」
そうした考えだというのだ。
「絶対に」
「そうでしょ、だからね」
「私達には見せますか」
「レズじゃないってわかるしね」
「わかります?そうしたことも」
「あんた達今の私を見て驚いているだけじゃない」
際どい水着姿を見てもというのだ。
「欲情していたら目が血走って息も荒くなるから」
「だからですか」
「わかるのよ、女の子でもね」
「欲情していたらですか」
「出るのよ」
目や息にというのだ。
「だからわかるよ、特に目にね」
「出ますか」
「ギラギラしたものになるから」
目の光それのことだった。
「それでね」
「わかるんですね」
「だからね」
それでというのだ。
「あんた達にはね」
「お見せしてもですか」
「いいのよ、あと女の子同士でも」
店長は五人にあらためて話した。
「注意してね、さっき言ったけれど」
「レズの人ですね」
「そんな人もいるから」
留奈に対して話した。
「もう美人さんや可愛い娘見たら手あたり次第とかね」
「どっかの少佐さんの女性バージョンですね」
「そんな感じよ」
実際にというのだ。
「そんな人もいるのよ」
「そうなんですね」
「だから気をつけるのよ」
例え同性でもというのだ。
「その人の目を見てね」
「判断することですね」
「そうよ、女の人でもよ」
またこう言うのだった。
「同性愛者っているからね」
「だからですね」
「気をつけることよ」
「女の人に襲われる可能性もありますか」
「あんた達そういうこと考えたことないでしょ」
「男の人ならあります」
理虹もそれはと答えた。
「だから気をつけろって」
「言われてるでしょ」
「先生からも親からも」
「そう言う先生も危ないけれどね」
店長はこうも言った。
「あれでセクハラがまかり通ってるから」
「そうした職場なんですか」
「そしてその対象がね」
まさにそれがというのだ。
「生徒だったりするのよ」
「先生じゃなくて」
「若い女の先生も狙うけれど」
それだけでなくというのだ。
「生徒だってね」
「狙いますか」
「それが学校の先生よ」
彼等のセクハラだというのだ。
「まして生徒を殴ったり蹴ったりしてもお咎めなしだから」
「セクハラしてもですか」
「結構そうしたお話聞くけれど」
教師が生徒に性犯罪をしたとだ、よく左がかった教師が従軍慰安婦だのの話をするが実際はそうであるのだ。
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