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ハッピークローバー
第四十六話 海を前にしてその十

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「そんなことはね」
「今の日本じゃないんだね」
「二次元との恋愛は自由で」
 それでというのだ。
「そうしたことも好きなだけね」
「したらいいんですね」
「あと別にアイドルや俳優さんの写真観て」
 店長はこの方法も話した。
「すっきりする様にすることもね」
「いいですか」
「そうよ、それもね」
「何かそれって」
 理虹は店長の今の話を聞いて話した。
「男の子が」
「よくするわね」
「だからアイドルや女優さんグラビアになって」
「写真集も出てるのよ」
「そうなんですね」
「そうよ、もうね」 
 それこそというのだ。
「アイドルや女優さんになったら」
「水着や下着になって」
「時にはコスプレもしてね」
「そうしたことに使われるんですね」
「それもお仕事で」
 それでというのだ。
「男の子がそうしてもね」
「いいんですね」
「それが嫌なら」
 水着姿や下着姿を披露して男の子達にそうしたことに使われることがというのだ、店長は冷静に話した。
「もうよ」
「アイドルや女優さんになっても」
「そんなお仕事はしないことよ」
「そうですか」
「もっとも特にアイドルで水着になりたくないって」
「それは出来ないですね」
「水着にならないアイドルって」
「滅多にいないですね」
「昔からね、それで今は下着になることも」
 こちらもというのだ。
「やっぱりね」
「ありますね」
「そうよ、男の子がそうしても悪いことじゃないし」
「私達もですか」
「いいのよ、好きなだけすっきりして」
 そしてというのだ。
「浮気しなかったら」
「いいですか」
「そうしたことをしても何も問題ないのよ」
 二次元のキャラなりアイドルや俳優の写真インターネットで言う画像を観てというのだ。
「けれど浮気をしたら」
「人生崩壊ですね」
「そうなるから」
 それ故にというのだ。
「しないことよ」
「そうですか」
「浮気よりもね」
 遥かにというのだ。
「二次元よ」
「それかアイドルか俳優さんですね」
「脳内でそうした人と何がどうなっても」
 それでもというのだ。
「別によ」
「いいんですね」
「そう、だからね」
 それでというのだ。
「そっちよ、そもそも彼氏さんや旦那さんがいても二次元とかなら問題なしよ」
「ですね、ただ私まだ彼におぶってもらう位で」
 かな恵は自分のことを話した。
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