L8話 Chaos【混沌】の序章
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とはな。」
「えぇ。我々の任務は人々に争いをもたらすこと???」
「………」
稔は侮蔑するような、少し憐れむような視線を送りながらデモンズドライバーを腰に装着する。
そして蜘蛛の遺伝子データが組み込まれた...バイスタンプをベルト頂上に押印。
【Deal……】
「お前自身がどんな狙いがあるかは知らんが、この街の…『この学校』の人を傷つけようってんだ。俺も容赦しない。」
バイスタンプを天へと掲げる。
「この私、この身を捧げる……変身!!」
【Decide up!】
【Deep.(深く) Drop.(落ちる) Danger…(危機)】
【(仮面)Rider Demons!】
仮面ライダーデモンズ。3人目のライダーがこの場へと現れる。
早速、ランスを蜘蛛の糸製の縄で拘束し、その動きを抑制する。
「ぐっ……これは???」
「はぁっ!!」
デモンズはそのまま起き上がったグレイブの方へと向かって走る????戦闘開始だ。
こうなってしまっては速人たちも動かざるを得ない。動かなければ、警護係の意味がない。
速人はすぐさま火炎剣をソードライバーへと納刀し、ブレイブドラゴンWRBを装填する。
「変身!!」
【烈火抜刀!】
【ブレイブドラゴン!!】
仮面ライダーセイバーへとその姿を変え、戦いへと身を投じる。
それを見た那由多もショットライザーを取り出そうとした……が。
その手が止まる。
『戦う理由もないのに仮面ライダーになるべきじゃない??』
稔に言われたこの言葉が頭の中に反響した???何のために戦うのか。それもはっきりしていない自分に戦いに身を投じる権利などあるのだろうか……
そのモヤモヤした感情が彼の手を塞ぐのだ。
「くそっ……」
「那由多くん…?」
「ここにいると危ない。学校の方に逃げるぞ!」
「「う、うん!」」
かのんたち3人を連れて、那由多は戦線を離脱した???
そんな戦況を見つめる???魔王の視線。
「逃げたか……ま、いいだろう。」
『手を貸さないのか?』
「あぁ。俺が入ったら、一瞬で勝負がついてしまうからな。しばらく様子を見ておく。」
「さて……どれほど成長した?息子よ???」
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