第43話:みんなでお話しましょ、OHANASHIじゃなくて
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アくんの正体についても話さなあかん」
「そうだね。シンクレアには俺から話しておくよ」
「うん。頼むわ」
・・・翌日。
俺ははやて・なのは・フェイト・シンクレアと一緒に聖王教会を訪れていた。
前に来たときと同じく若いシスターさんに案内された部屋には,
すでに,カリムさんとクロノさんがいた。
それぞれにあいさつを交わして全員が席に着くと,クロノさんとカリムさんが
機動6課設立に際して3提督の協力があったことや,カリムさんの予言と
6課設立の真の目的について説明した。
2人の話が終わると,なのはが口を開く。
「このことはフォワードのみんなには話した方がいいのかな?」
「とりあえず今のところは全部を話すのはやめといた方がええやろね」
「でも,何も話さないっていうのもどうかな?ゲオルグはどう思う?」
フェイトに問われて,俺は少し考え込んだ。
「予言のことについては伏せるべきだろうね。あまりにも話が大きすぎるから
話した後のショックを考えると,話すべきじゃないと思う。
ただ,地上本部が狙われてるっていうのは伝えておいた方がいいんじゃない?
今後,地上本部の警備に参加する可能性もあるだろ?」
そう言ってはやての方を見るとはやてはうなずいた。
「可能性というよりも私としてはそのつもりなんよ。
当面でいえば,地上本部の公開意見陳述会があるやろ。
地上本部のお歴々が全員集合する場やし,公開される以上宣伝効果を
狙うなら絶好のターゲットやからね」
「なら,4人には私となのはから地上本部に大規模なテロ攻撃の可能性がある
ってことだけは伝えておこうか」
「そやね。2人とも頼むで」
「「了解」」
話が一段落したところで,クロノさんがはやてに向かって口を開いた。
「ところで,この場になのはとフェイトがいるのは当然で,ゲオルグも
機動6課設立前に今日の話は知っているからいい。だが,ツァイス3尉
だったか?彼がこの場にいるのはなぜだ?」
「実は,私とゲオルグくんの方からも話しておきたいことがあんねん。
シンクレアくんを呼んだのもそのためや。じゃ,ゲオルグくん」
「まず言っておきますが,これから話すことは,この部屋の中だけのことに
してください。外で漏らすと,我々全員が秘密裏に抹殺される可能性が
あります」
俺はそう前置きすると,俺がこれまでに調べたことと,そこから推測したことに
ついて,1時間ほどかけて説明した。
俺が話を終えると,はやてとシンクレア以外の全員が頭を抱えていた。
少しして,クロノさんが俺の方をみた。
「整理するとだ,まず8年前に発生した首都防衛隊のゼスト隊全滅事件は
スカリエッティのア
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