フェアリー・ダンス編
新世界編
説得
[5/5]
[8]前話 [9]前 最初 [1]後書き [2]次話
…さっすがORG(Over Renge Guner)……現役バリバリ?」
「この程度なら出来るやつは世界規模ならたくさん居るさ。……そもそも専用銃じゃなきゃ精々20mが限界。で、何の用?」
おおそうだった、と言わんばかりに手をポンと打ち、笑顔で言う。
「護衛任務だ。クライアントは結城彰三氏」
『――任務だ。』辺りで断ろうとしたが、クライアントの名前を聞いて気が変わった。
当主以下候補者(三位を除く)には俺の知りうる全ての情報を共有してある。
「気を使わせたな……」
「なに、大した手間じゃない。クライアントも喜んでたぞ」
こっちも願ったり叶ったりの状況だ。仲間集めでちっとも進んでいなかった、黒幕の正体を入手するチャンスだからな……。
「いつだ?」
「明日、成田に迎えに行き、合流。本社に立ち寄った後、自宅で奥さんを拾い……お見舞いだ」
「……わかった」
キリトはもう会っただろうか……もし会ってなかったら、非常に悪い。まあ、そこはドンマイだ。許せ。
俺はその場を後にして、明日の準備をするために自室へ戻った。
[8]前話 [9]前 最初 [1]後書き [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ