暁 〜小説投稿サイト〜
インフィニット・ストラトス 〜五年後のお話〜
学園生活
第十四話 クラス代表戦前日!
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「武器?西条君、作れるの!?」

「はい。IS学園来る前はそれで飯食ってましたから。」

「すごーい!ねえねえ、作ってる所見させてもらってもいい?」

「ええ、別にいいですよ。」

「やった!滅多に見られないよ、こんなの!」

「整備班で良かった〜!」

(凄い喜ばれている・・・)

少し緊張するが時間も無いので急いで製作に取り掛かった。



次の日、武器は先輩方の手伝いもあり、完成させることが出来た。整備室に行ったら話を聞いた人たちがいっぱい居て驚いたが、皆良い人たちでよかった。

そこに新聞部の横山 (かおる)と言う二年の先輩が写真を撮りたいといったので、そこに居た整備班の人たちと集合写真を撮った。

「その写真出来たら頂戴ね。言い値で買うわ。」
「私はネガごとお願い。」

そんな会話が聞こえた気もするが気にしないでおこう。

_________________
試合前日



プルル、プルル、プルル、ガチャ。


「はい?」


「あ、もしもし、輝龍です。」


「あら、久しぶりね。3ヶ月振りじゃないかしら」


「そんぐらいになりますね。そっちの方はどうですか?」


「今は日本に行くためにてんてこ舞いよ。明日だっていうのにあの子が忘れ物したって言うんだからもう大変。」


「あいつはいつも通りですか・・・大変ですね」


「本当ね・・・。そういえば何の用なの?こんな話のために電話するような性格じゃないでしょう、あなた」


「あ、そうでした。実は明日見て欲しい奴がいまして」


「あなたが出るんじゃないの?」


「まあ、色々ありまして・・・代わりにアルバレルトっていう奴が出るんですけど、そいつのこと注目してみてください」


「あら、あなたが押すほどの人なの?」


「ええ、武器の使い方がうまいんですよ!」


「それはあなたが気に入りそうね・・・」


「そう言う訳じゃないんですけどね・・・」


「まあ、見ておくわ。そろそろ飛行機の時間だからまた明日ね」


「また明日」


電話を切って、輝龍は寝床に着いたのだった。



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