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インフィニット・ストラトス 〜五年後のお話〜
学園生活
第十四話 クラス代表戦前日!
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メ、メイ・・・?」













「この馬鹿やろー!!!」






「うぐ!!」






メイは思いっきりジャンプをして輝龍に飛び蹴りを喰らわせた。





「ぜ、全身の打撲がぁ・・・」


輝龍はまだ治っていなかった打撲に飛び蹴りを受けてしまったので悶え苦しんでいる。



メイはその上に馬乗りになり、輝龍を叩き始める。


「馬鹿・・・馬鹿・・・馬鹿・・・本当に馬鹿・・・」


しかし、叩いているメイの拳には力は込められていない。



「メイ・・・?」



よく見るとメイの目には涙が浮かんでいた。



「キリューは私の仲間なのに・・・何で一人で頑張ろうとするの・・・?仲間は助け合うものでしょ!?一人だけ勝手に傷ついて!!仲間なんだから・・・頼ってよ!!」





「メイ・・・ごめんな・・・」



あの時のISに襲撃されたときのことを怒っているのだろう。メイは人一倍仲間を大切にすることを大事にしている。だからこそ、あの時の輝龍の行動は許せなかった。



「本当にごめんな、俺が悪かったよ。嘘ついて勝手に一人で突っ走っちゃって。今度からは仲間に頼ることにするからさ」



「グス・・・本当だな・・・?約束だぞ・・・?」


「ああ、約束だ」




こうして輝龍はメイと仲直りし、二人は教室に戻ったのだった。








_______________
放課後



輝龍SIDE




放課後になり、輝龍は職員室へと向かっていた。理由は二日後のクラス代表戦についてである。あそこでは代わりにアルバレルトが出ると決めてしまったが、先生に認めてもらえないといけない。そのために輝龍は来ていた。



職員室の前に着いたら丁度織斑先生が職員室から出てくるところだった。


「先生、ちょっと良いですか?」


「ん?輝龍か、どうしたんだ?」


「クラス代表戦のことについて相談がありまして・・・」


「何なんだ?」


「実は俺の代わりにアルバレルトが出るようにしたいんですけど・・・出来ますかね?」


「出来るけど・・・どうしてだ?アルバレルトの夢のためか?」


「夢?何ですか、それは?」


アルバレルトの夢なんて聞いたことがないので少し驚いた。


「アルバレルトが国家代表を目指してることだよ。そのために代わるんじゃないのか?」


(・・・そのためにクラス代表に立候補したのか)


「・・・西条?」


「あ、すみません。ボーッとしてました
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