第147話
[8/11]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
…?」
「しかも七耀教会に”処罰”を実行してもらうという言い方から察するに………まさかとは思うけどケビンさん達――――――”星杯騎士団”が動く事態になるのかしら?」
自身が口にした二つ目の要求に対してそれぞれ決意の表情で答えたオリヴァルト皇子とセドリックに対してエイドスがある問いかけをするとエイドスの問いかけの内容が気になったティータは不安そうな表情を浮かべ、ある事を察したシェラザードは複雑そうな表情で訊ねた。
「ええ。まあ、処罰の内容を考えたらどちらかというと”星杯騎士団”よりも”隠密僧兵部隊”の方が向いていますし、彼らも彼ら自身や彼らの”上”の為にも星杯騎士団よりも先に動く可能性も十分考えられますが。」
「エイドス様、皇子達の前でその名前を出すのは……!」
「ちょっ、エイドスさん!?さり気なく教会の秘匿事項を口にしないでくださいよ……!?」
「”隠密僧兵部隊”って何?」
「あたしも聞いたことがないけど、星杯騎士の反応からして多分”星杯騎士団”のように公にはされていない教会の”裏の組織”じゃないかしら?」
「それも”星杯騎士”の不良神父達があそこまで慌てているという事からして、星杯騎士団よりもヤバイ組織かもしれねぇぞ。」
エイドスが口にしたある存在を耳にしたルフィナは真剣な表情で、ケビンは慌てた表情で声を上げ、不思議そうな表情を浮かべているフィーの疑問にサラは真剣な表情で、アガットは厳しい表情でケビン達を見つめながら推測した。
「まあ〜、”隠密僧兵部隊”はヤバイというよりも教会が一枚岩でない事を示しているような組織だから、ボク達にはあんまり知られたくないから”隠密僧兵部隊”の名を出したくなかったんだと思うよ〜?」
「”隠密僧兵部隊”とは”典礼省”直属の武装組織である”僧兵庁”の指揮下にある隠密行動に特化した部隊なのですわ。」
「何故お二人が”彼ら”についてそこまで詳しい事情を……」
「その二人なら別に知っていてもおかしくあるまい。何せ”情報局”所属かつ鉄血の子供達と”蛇”の”執行者”だった者達なのだからな。」
「ああ、そういえばそっちのメイドは確か元結社の”執行者”で、もう一人の方は”黄昏”発動の”贄”にされた後副長やロジーヌもそうだけど、”Z組”や”魔女”の一族の協力によって蘇生した”白兎”だったね。」
ミリアムとシャロンの説明を聞いたリースが驚いている中冷静な様子で答えたセルナート総長の話を聞いたワジはある事を思い出してシャロンとミリアムを見つめた。
「そ、それよりもまさか星杯騎士団”以外にも七耀教会の武装組織が存在
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2025 肥前のポチ