第147話
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「そうですね……ただ、今まで私達が抱いていた”空の女神”のイメージが悪い意味で裏切られてしまいましたけど………」
「ハハ、あのエステルの先祖だけあって、早速俺達の度肝を抜いてきたな。」
「あんたは……!」
「ええええええええええっ!?な、何でここにいるの〜!?」
「教官とミリアムは一体何に驚いているんだ……?」
一方エイドス達の様子を固まって見ていた後我に返ったアッシュはジト目で訊ね、アッシュの疑問にマキアスが疲れた表情で答えるとクロウは呆れた表情を浮かべ、セドリックは言葉を必死に選びながら答え、セドリックの感想に同意したエレインは疲れた表情で頭を抱え、ジンは苦笑している一方女性に気づいて驚いているサラとミリアムの様子が気になったガイウスは不思議そうな表情を浮かべ
「おや、どうやら私達――――――いや、ケビン達や貴女への”客”が来たようだな。」
「へ………――――――!ハハ、皇子達の他にも懐かしい面子まで揃っているやんか。」
「……お久しぶりです。」
アリサ達に気づいた女性はアリサ達へと視線を向けて答え、女性の言葉に呆けたケビンはアリサ達の中にいるかつて共に行動をしたオリヴァルト皇子やシェラザード達に気づくと懐かしそうな表情を浮かべ、リースは静かな表情で会釈をした。
「えへへ、お久しぶりです、ケビンさん、リースさん!」
「こうして会うのは”影の国”以来になるな。」
「フム、ティータ君達や殿下の知り合いの様子から察するに”リベールの異変”の際に知り合った方達ですか?」
「ああ。まあ、厳密に言えばリース君と初めて知り合ったのは”影の国”だが……」
「……そちらのケビン神父達と同じ星杯騎士と思われる女性に関しては俺達も初対面だ。」
「フフ、まさか貴女様のような”大物”までいらっしゃるとはわたくしも正直驚きましたわ。」
「へ?シャロンはその人の事を知っているの?」
ティータは嬉しそうな様子で、アガットは口元に笑みを浮かべてそれぞれケビンとリースに挨拶をし、二人の様子を見て状況を察したアンゼリカの推測にオリヴァルト皇子は頷き、ミュラーは自分達にとっても初対面となる女性を真剣な表情で見つめ、苦笑しながら女性を見つめて答えたシャロンの言葉が気になったアリサが不思議そうな表情で訊ねた時
「其方に対してのシャロン殿の”大物”と言う言葉……そして其方から漂う尋常ならざる気配から察するに、其方は”星杯騎士”を束ねる”長”なのではないか?」
「ええっ!?”星杯騎士を束ねる長”って事は……!」
「アンタが星杯騎士団の”総長”にしてかの”紅耀石”のようね。」
「ほう………さすがは”エレボニア最高の剣士”と称されている武人だな。――――
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