第一章
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、その実はというと。
「はじめて見るな」
「そうだね」
李豹は父の言葉に頷いた。
「こんな実見たことないよ」
「わしもだ、何だこの実は」
丸い橙色のそれを見つつ言った。
「村にも山にもない」
「そうだよね」
「しかし美味そうだな」
「食べてみる?」
「そうするか」
息子の言葉に頷いてだった。
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