252 杖が選ぶ者
[3/3]
[8]前話 [9]前 最初 [1]後書き [2]次話
。
「ま、待て!!」
かよ子は叫ぶ。大野が草の石で拘束しようと蔓をだしたが、弾かれた。そして声が聞こえる。
「ふ、西川純と同じような目に遭わせん」
「この声は・・・、レーニン!!」
かよ子は思い出した。
「な、私を置いて・・・。もう分かったわよ、こいつら纏めて私一人でやっつけてやるわよ!!」
ヴィクトリアは叫びながら急に剣を振り回した。冷風が皆を襲う。
「さ、寒い〜、こ、凍え死ぬ〜」
「さくらももこ、お主の炎の石を使え!」
「う、うん!!」
まる子は炎の石を能力を行使した。
「まるちゃん、私も手伝うよ!」
かよ子は杖をまる子が出した炎に向ける。かよ子は自分の杖をまた使用する事で久々な感触がした。
(私にまた、使えるようになるかな・・・!?)
かよ子の杖から炎が飛び出した。それもさらに強力な炎である。
「いけえ!!」
かよ子の炎とまる子の炎が合わさり、冷風を完全に消した。
「お、終わらん、終わってたまるか!!」
ヴィクトリアは血迷う。そして幾度も剣を振るった。
「いけえーーー!!」
かよ子は炎攻撃を緩めなかった。
[8]前話 [9]前 最初 [1]後書き [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ