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イベリス
第七十九話 アイスティーその二

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「そして短時間でかなりのカロリーも消費し」
「よく言われていますね」
「そして水中で行うので身体への負担が少なく」
 このこともあってというのだ。
「怪我もしにくいので」
「余計にいいですか」
「はい」
 そうだというのだ。
「非常に」
「そうなんですね」
「ですから」
「いい運動なんですね」
「お陰でそのことからもです」
 運動もしていてというのだ。
「健康です」
「そうですか」
「身体も動かせば」
 そうもすればというのだ。
「尚更です」
「健康になるんですね」
「歩いてもいいですし」
「お散歩ですね」
「毎日適度な運動はです」
 それはというのだ。
「非常にいいです」
「それはわかってるんですが」
 運動が嫌いな咲は困った顔になって答えた。
「私本当にお散歩位しかしないです」
「そのお散歩もいいです」
「そうなんですか」
「はい、ですから」
 それでというのだ。
「どんどん歩いて下さい」
「そうですか」
「はい、歩かれて」
 そうしてというのだ。
「運動をして下さい」
「歩くだけでもいいんですね」
「それでかなり違います」
 速水は咲に微笑んで話した。
「毎日一万歩といいますが」
「それだけ歩くとですか」
「かなりの運動になります」
「毎日それ位は歩いてますね」
 咲はこのことを自覚していた、それで速水に話した。
「学校にアルバイトに」
「外出しない日はないですか」
「基本インドア派なんですが」
 漫画や小説やゲームそれにインターネットが好きなのでこう答えた、このことは自覚していることだ。
「ですが」
「外出はよくされますか」
「学校行ってますし」
「夏休みもですね」
「部活行ってまして」
「アルバイトにもですね」
「行っていますので」
 今の様にというのだ。
「ですから」
「よく歩かれてますね」
「はい」 
 実際にと答えた。
「そうですね」
「それがいいのです」
「そうですか」
「はい、どんどん歩いて下さい」
「犬のお散歩もいいですね」
「勿論です」
「母がよくしていますが私も今以上にやっていった方がいいでしょうか、いえ」
 ここで咲は母が言ったことを思い出して言った。
「それではちょっと」
「どうしましたか?」
「母が運動の為に」
 母が言ったことを思い出して話した。
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