第二幕その四
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「焼きそば定食も」
「そうそう」
「どっちもないね」
「関東には」
「おそばはおそば」
「それだけだね」
「丼も丼でね」
そうしてというのです。
「もんじゃもだね」
「もんじゃだけでね」
「ご飯のおかずにはしないよ」
「おやつみたいな感じで食べてるわね」
「おそばにしてもそんな時あるね」
「そう、おそばは間食でね」
まさにそれでというのです。
「小腹が空くとだよ」
「食べていたんだ」
「そんな時にで」
「だから量も少ないんだ」
「あちらのおそばは」
「それで時代劇とかでお蕎麦が出てもね」
その時もというのです。
「間食みたいな感じだね」
「そういえばそうだね」
「丼と一緒に食べないで」
「主食か間食か」
「そんな感じだね」
「おかずにはならないんだ」
そこが違うというのです。
「本当に」
「関東では」
「それで東北でもよね」
「おそばはおかずにはならない」
「そうなってるんだ」
「もう主食なんだ」
そうなっているというのです。
「ご飯がない時に食べていたんだ」
「それでおそばよく食べるんだ」
「関東とはまた違った理由で」
「東北でもおそばだったんだ」
「そうなのね」
「そうだよ、それでよく食べてね」
それでというのです。
「麺のお蕎麦だけでなく蕎麦がきもあったんだ」
「ああ、あのお料理もなんだ」
「東北でできたんだ」
「そうだったの」
「そしてわんこそばもあるね」
今度はこちらのお蕎麦のお話もしました。
「岩手の」
「そうそう、盛岡の」
「あのわんこそばだね」
「わんこそばはいいね」
「先生も関西にわんこそば出たら食べに行く時あるね」
「好きでね」
そのわんこそばがというのです。
「それでだよ」
「食べるんだよね」
「わんこそばも」
「それでわんこそばも東北で」
「名物になってるんだね」
「そうだよ、だから東北に行ったら」
その時はというのです。
「お蕎麦を食べたいね」
「いいね」
「その時は食べようね」
「東北のおそばを」
「そうしましょう」
動物の皆も応えます、そうしてです。
皆でお昼ご飯を楽しみました、その後で。
先生は講義を行って学問を続けました、そうして数日後研究室に学園の中にある水族館の館長さんが先生の研究室を訪れました。
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