第八十二部第五章 撤退する者達の焦りその二十五
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「コロンブスの卵、若しくはカンブリア紀か」
「あの生物達ですね」
「惑星によって棲息している」
「かつて地球にもいた」
「あの特異な進化をそれぞれした生物達ですね」
「そうした独特のものからも」
まさにというのだ。
「兵器を一新させて」
「そして飛躍的に強くする」
「そうしたものが生まれますね」
「そうもなりますね」
「ですから奇想は残し」
そしてというのだ。
「後世に伝えていきましょう」
「あの艦載機を搭載したタイプもですね」
「そうしていきますね」
「二次大戦中日本海軍が考えた」
「あの運用方法も」
「そうしましょう、例えば」
八条はこうも言った。
「空母のステルス性を向上させる」
「より発見しにくくする」
「そうもしていきますか」
「今も連合軍の艦艇はステルス性脳が高いですが」
「これまで以上にですね」
「そうしていく為にも」
「是非です、そして」
是非にとだ、また言う八条だった。
「よりよい兵器を開発し」
「建造していきますね」
「そうしていきますね」
「これからも」
「是非、それとお話をオムダーマン軍に戻しますが」
またこの国の軍隊の話をするのだった。
「あの兵器を開発、建造し」
「配備し」
「そして勝ってきました」
「長官はその様にお考えですね」
「まさに」
「ならです」
オムダーマン軍が実用化したならばというのだ。
「他の国、エウロパ軍もです」
「彼等もですね」
「開発、建造し」
「実用化し実戦に配備し」
「我々にも使ってきますね」
「兵器はある国が実用化しその効果が証明されると」
その時はというのだ。
「他国もです」
「実用化しようとし」
「そして実用化していく」
「そうするものですね」
「まさに」
「そうです、ですから」
それ故にというのだ。
「我々は既に完成させ」
「試験運用ですね」
「それに入ろうとしていますね」
「我が連合軍も」
「そうしようとしていますね」
「ですが我々だけでなく」
さらにというのだ。
「エウロパ軍もです、そして」
「そして?」
「そしてといいますと」
「彼等がそうしてくるのなら」
その兵器を実用化してくるのならというのだ。
「我々は対策を講じ」
「用意していく」
「そうしていきますか」
「彼等がそうしてくるのなら」
「我々は」
「そして」
そのうえでというのだ。
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