第六百七十九話 調理に入りその十一
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「オーストラリア語も」
「英語の方言だよ」
「そんな風ね」
「エウロパの連中が言うには」
カナダも所属している連合から見て敵国である彼等もというのだ。
「アメリカ語もカナダ語もオーストラリア語もね」
「変わらないわね」
「英語とね」
「そうらしいわね」
「イタリア語とフランス語とスペイン語とポルトガル語位の」
そうしたというのだ。
「違いだってね」
「あっ、そういえば」
ここでシッドが気付いた様に言ってきた。
「母を訪ねて三千里」
「あの小説ね」
「主人公の子イタリア人だけれど」
それでもというのだ。
「アルゼンチンまで普通に行ってるね」
「スペイン語のね」
メアリーも答えた。
「そうね」
「言葉に苦労してないね」
「ずっとイタリアにいてスペイン語勉強してなかったみたいだけれど」
「それでもね」
「言葉に苦労しないで旅行してたわ」
メアリーもその作品を読んでいて知っていて言えた。
「別にね」
「今もそうみたいだし」
「イタリア語とスペイン語って変わらないのね」
「だからエウロパ戦役でも」
連合とエウロパの戦争の時もというのだ。
「中南米の人達はスペインやィタリアでね」
「あちらの言語でお話出来たのね」
「銀河語やラテン語出さなくても」
ラテン語はエウロパの公用語である、連合でも知っている者は知っている。
「そっちの言葉でね」
「やり取り出来たのね」
「そうみたいだよ」
「成程ね」
「それでカナダとオーストラリアは」
この二国はというのだ。
「言葉もね」
「変わらないわね」
「けれど」
それでもと言うのだった。
「どう見てもあっちの方がね」
「目立ってるわね」
「色々な産業と豊かな自然と」
「賑やかな文化ね」
「それでワイルドで豪快なお料理で」
こちらでもというのだ。
「人気だよ」
「同じ様なはじまりで」
イギリスの植民地からというのだ。
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