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ハッピークローバー
第四十五話 アルバイトに部活にその三

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「わかるわよ」
「そうなのね」
「そうよ、まあ社会の中川だとね」
 授業の時の口癖がその授業が遅れているで強引に進めたりテストが異常に難しいので評判の悪い教師である。
「変にひねくれた宿題出してくるでしょうけれど」
「あいつは特別でしょ」
 苦い顔でだ、留奈が言ってきた。
「遅れてる遅れてるでね」
「授業いつも言ってね」
「それって自分勝手にここまで進めるって決めて」
「実際の授業の進め方無視して」
「酷い時教科書何ページもすっ飛ばすから」
 それでというのだ。
「無茶苦茶で」
「そんな風でテストもね」
「何でこうするって位難しくて」
「最悪だから」
 そうしたものだからだというのだ。
「嫌われてるのよ」
「授業の内容も面白くないしね」
「そうよね」
「あいつだったら」
「夏休みの宿題もね」
「酷いわよね」
「何かまた研修送りになるみたいよ、あの先生」
 かな恵が言ってきた。
「授業とテストの評判が悪過ぎて」
「そうなの」
「一回研修送りになって」
「全然よくなってないから?」
「またね」
「そうなのね」
「うん、ひょっとしたらうちの学校にはもうね」
 八条学園にはというのだ。
「再研修にもなったら」
「いられないの」
「生徒がちゃんと理解出来る授業していないから」
「一人よがりだから」
「そう言われてね」
 そうしてというのだ。
「もう駄目かも」
「そうなのね、まあいなくなってもね」
「いいわよね」
「全く、無能な先生わよ」
 一華はむっとした顔でかな恵に話した。
「どんどんね」
「いなくなったらいいのね」
「そうよ」
 まさにというのだ。 
「うちの学校はかなりいいみたいだけれど」
「公立酷いらしいわね」
「もう変な組合のせいで碌でもない先生多いらしいわね」
「だからなのね」
「そう思うわ」
 一華は心から言った。
「変な先生で迷惑するのは生徒よ」
「つまり私達ね」
「いじめを放置したり助長したり」
「セクハラモラハラパワハラでね」
「そうしたのが普通でね」
「そうした人達ばかりだから」
 それでというのだ。
「まともな人にね」
「入れ替えるべきなのね」
「どんどんね」
 実際にというのだ。
「変な先生はよ」
「クビね」
「そうしないとね、それで中川はね」
 今話している彼はというと。
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