聖夜編 ウルトラファンロンファイト
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Tu-22Mを彷彿させる鋭角的なシルエットを特徴とする、現役爆撃機のBURK風龍だ。
BURK中国支部で主に運用されている機体であり、そのうちの1機が試験的に日本支部にも配備されていたのである。
翼下のハードポイントに搭載されている高性能スペシウム弾頭「神虎炸裂誘導弾」は、すでに発射体勢に突入していた。
「アキレス、そのまま伏せるんだッ! ここは私達に任せろッ!」
レーシングバイクのシートを想起させる、伏臥式のメインコクピット。
そこに座している駒門琴乃隊員は、Lカップの白い爆乳をシートにむにゅりと擦り付けながら、安産型の桃尻をばるんっと突き出し、亜麻色のロングヘアを艶やかに振り乱して声を張り上げている。
その豊満な肉体に滲む甘い女の香りが、狭いコクピット内に充満していた。よほど強靭な理性を持っている男性隊員でなければ、今の彼女を前にして平静を保つのは難しい。
「待たせたな、アキレス! 中国支部から仕入れたコイツで……目にモノ見せてやらァッ!」
その後方に座していた弘原海隊長も。眼前に突き出された琴乃の爆尻と、そこから漂う蠱惑的な芳香に気を取られることなく、鋼の理性を駆使してアキレスを鼓舞していた。
並の男性隊員なら、琴乃のむっちりとしたヒップに目を奪われていたところだが。そんなことでは、爆乳美女揃いの日本支部での隊長など務まらないのである。
一部の隊員から「ゴリラ」と揶揄されることも多い質実剛健な巨漢は、目の前の巨尻も意に介さず、「戦友」であるアキレスの窮地にのみ目を向けていた。
「僕達が来たからには……もう安心だよ、アキレスッ!」
そして――さらに後方のブリッジから2人を指揮していた、中国支部出身の劉静隊員も、アキレスを励ますように凛々しい声を上げている。鋭い金色の眼は、バルタン星人の巨体を勇ましく貫いていた。
鋭い切れ目の眼差しと、琴乃にも劣らぬ圧倒的なプロポーションを誇るボーイッシュな爆乳美女。そんな彼女は日本支部にBURK風龍の運用方法を教導するため、中国支部から一時的に来日していたのだ。
「神虎炸裂誘導弾……発射ッ!」
ナイフのように鋭い眼光でバルタン星人を射抜く彼女が、白い手を前方に振って指示を飛ばす。
その仕草の弾みで、Gカップの乳房と安産型のヒップがどたぷんっと躍動し。扇情的な女体に滲む甘い匂いの汗が、紺色のショートヘアから勢いよく飛び散る。数多の男性隊員を狂わせて来た彼女の肉体から滲み出る芳香が、このブリッジ内を満たしていた。
その瞬間、彼女の気品溢れる声色に応じて発射されたスペシウム弾頭が、バルタン星人目
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