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ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
第102話 予想していなかった再会!切れ味勝負、イッセーのナイフVS聖王剣コールブランド!後編
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普通だろう。


 しかしそれだとアーサーの年齢が見た目よりも高いことになってしまう。俺はまさかと思いそう聞いてみたわけだ。


「私は貴方とそこまで年は離れていませんよ。赤龍帝と戦うのは貴方が初めてですが二天龍とは何かと縁がありましてね、いつか出会うであろう赤龍帝の事は調べていただけですよ」
「二天龍と……?その言い方だと白龍皇には会ったことがあるのか?」
「さてどうでしょう」


 俺はアーサーの言葉に奴が過去に白龍皇と会ったことがあるのかと思った。まあ素直に教えてくれるわけがないとは分かっていたがな。


「自身の宿敵がそんなに気になりますか?しかし今は私に集中していただかないと困ります、なにせ私は今とても高ぶってきていますからね……!」


 アーサーは先程の柔らかな笑みではなくまるで肉食獣を思わせるような獰猛な笑みを浮かべた。よく見ると体も震えている、歓喜しているのか?


「この痛み…意識が飛びそうになったのは久しぶりですよ」
「その割にはピンピンしてるじゃないか」
「ふふっ、貴方はこの聖王剣を使うに値する人だと判断しました。コールブランドも喜んでいますよ、久しぶりに猛獣ではなく強い人間と戦えると……!」


 アーサーは支配の聖剣を空間にしまうと今度は聖王剣コールブランドを取り出した。


「さあ、楽しい時間にしましょう!」


 アーサーは先程よりもさらに速い速度で俺の背後に回りこんで斬りつけてきた。俺は直感でアーサーを感じ取りナイフで迎え撃った。


「ぐっ……!」
「ほう、斬れませんか!」


 ナイフとコールブランドが当たると手の部分の鎧が砕けて血が噴き出した。だが深く斬られてはおらずアーサーは嬉しそうにしていた。


「らあっ!」


 力任せにコールブランドごとアーサーを押し倒した。そのままマウントを取ろうとするがコールブランドの剣先が消えているのが目に映った。


「ッ!?」


 俺は直感的に死を感じ取りアーサーから離れる。その瞬間俺がさっきまでいた場所にコールブランドの剣先が現れて斬り付けていた。



「そうか、コールブランドは空間を切り裂く力がある!その力で空間を斬って俺の側に繋げたという訳か……!」


 すると前後左右上下から怒涛の斬撃が襲い掛かってきた。奴にとって距離なんて関係ないのか、まさにオールレンジな斬撃だ!


 俺は直感を信じて全方位からの斬撃に対応していた。完全に防ぎきることは出来ず傷は負っていくが致命傷は今のところない。


「素晴らしい直感ですね、その年でどれだけの戦いをこなしてきたのですか?」
「あんただって同じようなモノだろうが!」


 そのままアーサーに接近して
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