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ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
第102話 予想していなかった再会!切れ味勝負、イッセーのナイフVS聖王剣コールブランド!後編
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「らぁっ!!」
そして大きくなったフライングナイフとフォークを地面に向かってオーバーヘッドキックで蹴り飛ばした。地面にナイフとフォークが当たって砕けた地面の波面がアーサーに向かっていった。
「ぐっ、私にナイフやフォークを操らせたのは一つにまとめて威力を上げるためでしたか!しかもそれで攻撃するのではなく目つぶしに使うとは……!」」
その隙をついて俺はアーサーに接近して死角から釘パンチを放つがアーサーはそれを読んでいたようで支配の聖剣でガードにかかる。
「しかし甘いですよ!その攻撃から出た衝撃を操って貴方にお返ししましょう!」
そして剣と籠手がぶつかり……
「がほっ!?」
釘パンチの衝撃がアーサーの腹部に炸裂した。アーサーは浸透していく衝撃に体を浮かしていき10回目の衝撃の影響で大きく吹き飛んで行った。
「はぁ……はぁ……時間が無かったから10連までしか溜められなかった……でも当てたぜ……!」
俺は吹き飛んで行ったアーサーに視線を向けた。できれば15連までしたかったがあれ以上は溜めている隙が無かった、できればこれで勝負がついてほしいが……
「そんな訳にはいかないか……」
アーサーは立ち上がり口についていた血を指で拭った。効いていないわけじゃないだろうがまだまだ戦えそうだな。
「フフッ、そういえば赤龍帝は『増加』以外にも能力がありましたね。今のはその一部でしょうか?」
「詳しいな、あんたの言う通りこれはドライグが生前に持っていた力の一つ『透過』だ。この力で支配の聖剣を透過してあんたに直接攻撃を叩き込んだんだ」
「透過……なるほど、先ほど自然物を元に戻したのは透過の力で支配の聖剣の力のみを打ち消したということですね」
生前のドライグには様々な能力があった、力を上げる『増加』、力を他者に渡す『譲渡』……そして最近取り戻したのが『透過』の力だ。
この透過の力は単純に言えばあらゆるモノを透過させることが出来る力だ。だから支配の聖剣を透過してアーサーに攻撃を当てることが出来たんだ。
だが弱点もある、まず俺が使い慣れていないからかなりの集中力と体力を消耗するし連発は出来ない。
更に防御してくる奴にはかなり効果的だが回避を主体にされると意味がなくなってしまう。あくまで透過させるだけで必中になるわけじゃないからな。
「しかし随分と赤龍帝に詳しいんだな。過去に赤龍帝と戦ったことがあるのか?まさかそんな見た目でお爺ちゃんなんじゃないよな?」
俺は赤龍帝に詳しいアーサーにそう聞いた。俺が赤龍帝になってからアーサーとは会ったことがない。そうなれば先代辺りとでも戦ったと考えるのが
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