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ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
第102話 予想していなかった再会!切れ味勝負、イッセーのナイフVS聖王剣コールブランド!後編
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れも興味ありますが今はこうするために出したのですよ」


 アーサーが支配の聖剣を振るうと何とマグマや氷山が形を変えて俺に襲い掛かってきた。支配の聖剣の力か!


「フライングナイフ!」


 俺はマグマの剣をフライングナイフで攻撃するがビクともしなかった。そのままマグマの剣が俺の背後に回って背中を焼き切った。


「がっ……!?」


 更に上から斧のように形を変えた氷山が俺に襲い掛かってきた。俺はそれを受け止めるが手を凍らされてしまった。そこにいつの間にか出していたのか雷が槍のような形になって俺を貫いた。


「がぁぁぁっ!!」
「その雷はベジタブルスカイ周辺にある積乱雲から呼び出しました。懐かしいでしょう?」
「くそっ……!」


 俺は必至になってマグマや氷山を攻撃するが効果がない、自然現象を物理的に破壊することは不可能だ。


 そのまま焼かれ、凍らされ、痺れさせられるなど好き放題にやられてしまう。俺はせめて氷山だけでも溶かしてやろうと炎を吐くがビクともしない。


「溶けないだと!?」
「支配の聖剣の力で形を固定しています。炎では溶けませんよ」
「ぐあぁぁぁぁっ!!」


 全身を攻撃されて俺は膝をついてしまう。くそっ、強いと思っていたがここまでとは……!


「どうしました?そのまま成すすべも無くやられてしまうつもりですか?だとしたらあまりにも興醒めです、貴方の力をもっと見せてください」


 アーサーの言う通りこのままではやられてしまうだろう。こうなったらあの能力を使うしかないか……!


 俺は向かってきたマグマの剣に拳を叩き込んだ。普通なら先程のように意味など無い行動だが……


「なに?」


 俺の放った拳がマグマの剣に当たると形を保てなくなり唯のマグマになった。背後から雷の槍が襲い掛かってきたがそれも回避して蹴りを当てた。すると唯の雷になって四散する。


 最後にフライングフォークで氷山の斧を攻撃する。すると斧は形を保てなくなり唯の氷山に戻った。


「……何をしたのですか?支配の聖剣の力が失われたようですが」
「手の内を敵に明かすわけ無いだろう」
「ふむ、つまり小細工は通じなくなったということですか。ならここからは直接相手をしましょう」


 アーサーはそう言うと支配の聖剣を振るい斬撃を放ってきた。


「ナイフ!」


 その攻撃をナイフでかき消して俺は沢山のフライングナイフとフォークを放った。


「そんなもの……!」


 アーサーは支配の聖剣を使って飛んできたフライングナイフとフォークを操ってそれらを纏めてこちらに返してきた。俺はある力を使ってまた支配の聖剣の力をかき消した。

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