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ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
第102話 予想していなかった再会!切れ味勝負、イッセーのナイフVS聖王剣コールブランド!後編
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のを自在に操ることが出来る。アレで直に斬られてしまえばお前も操られてしまうぞ』
「なるほど、刀身には触れられないって事か」
ドライグのアドバイスを聞いて俺は赤龍帝の鎧を纏った。本来あまり禁手には頼りたくないのだがこの男は間違いなく格上だ、使わない方が舐めている。
「いくぞ……!」
「いつでもどうぞ」
俺は格上を前にして緊張で汗をかき始めた、相手の隙を伺いながらじりじりと接近していく。そしてある程度近づくと額から流れ出た汗が顎まで流れて地面に落ちていった。
「ナイフッ!」
俺はそれを合図にして一気にアーサーに接近した。そしてナイフを斜め上から振り下ろした。
(予想よりも早い!)
アーサーはそれを紙一重で回避したが先程までの余裕の表情は消えていた。俺は続けて一歩を踏み出して次の攻撃をしようとしたが……
「ッ!?」
間一髪だった、俺の鼻先を剣が霞めていったんだ。俺は直ぐに距離を取って様子を見るが……
「ぐっ……!」
額から血が噴き出て俺の視界を真っ赤に染めた。鎧の防御ごと斬られるとは……!
「ふふっ、思っていた以上に早くてついギアを上げてしまいましたよ」
アーサーはそう言うが余裕そうだった。
完全に回避できなかった、あいつの速さこそ予想以上だ。もし本気なら俺は死んでいただろう。
『イッセー!体は何ともないのか!?』
「いや、特にはなにも……」
支配の聖剣で傷を付けられれば操られるとドライグは言っていたが体に異常は感じなかった。
「ふむ、やはりグルメ細胞は面白い。この支配の聖剣に抗うとは」
「どういうことだ?」
「D×Dでは神ですら操れたこの支配の聖剣、故に最強と言われていました。しかしこの世界の猛獣には効果が無いこともあるのです。特にグルメ界の猛獣達は簡単に支配の聖剣の効果を打ち消してしまう。だからこそこの世界は面白い」
どうやら支配の聖剣もグルメ細胞には効果が出にくいらしい。俺の中にいるオーガを思い出したがアイツが支配を受け入れる訳が無いしな。無限の食欲を持つ悪魔たちを支配は出来ないのだろう。
「そしてそれは強いグルメ細胞を持つ人間も同じ。貴方はどうやら支配を受け付けないようですね。ですがこの支配の聖剣は唯斬って支配するだけではありませんよ」
アーサーはそう言うと辺りの空間をコールブランドで斬るとマグマや氷山など自然を出してきた。
「この自然は貴方が旅をしてきた場所のもの……マグマはウール火山、氷山はアイスヘルから持ってきました」
「はっ、態々懐かしい物を召喚してくれてどうしたんだ?俺の冒険談でも聞きたいのか?」
「そ
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