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ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
第102話 予想していなかった再会!切れ味勝負、イッセーのナイフVS聖王剣コールブランド!後編
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side:イッセー


 アーサーと共に異空間に入った俺は広い空間で奴と対峙していた。ルフェイの兄貴とはいえ実力は間違いなく俺より上……舐めてかかれる相手じゃねえ。


 俺は赤龍帝の籠手を出していつでも戦えるように構える。


「赤龍帝の籠手……(なるほど、通りでヴァーリが気にするわけですね。まあそれだけではないのでしょうが……)」


 アーサーは俺の赤龍帝の籠手を見てボソッとそう呟いた。


「やはり知っていたのか。D×D側の人間だもんな」
「D×D……?貴方たちは向こうの世界をそう呼んでいるのですか。因みにこちら側は何と呼んでいるのですか」
「G×Gだ」
「なるほど、良い呼び方ですね。今度から私も使わせてもらいます」


 何故か褒められたが向こうのセンスにも良いと思われたのか?付けたのはリアスさんだが敵にも好評とはな。


「まずはこちらでお相手させてもらいますよ」
「あん?コールブランドは使わないのか?」


 アーサーはコールブランドを空間にしまうと代わりに新たな聖剣を取り出した。


「貴方が聖王剣を使うに値するかのテストですよ。それにこれも唯の剣ではありません、最強のエクスカリバーと言われた支配の聖剣です」
「支配の聖剣……ゼノヴィアとイリナが言っていた失われた聖剣か。なるほど、凄まじい力を感じるな」


 以前ゼノヴィアとイリナから現在教会が探している失われたエクスカリバーの話を聞いたことがあるんだけど、どうやらアレがそのエクスカリバーみたいだな。


 話ではその聖剣が最強と言われるほど強いらしい。だが……


「どうしてその失われたエクスカリバーをお前が持ってるんだ?D×Dから持ち込んだのか?」
「いいえ、この支配の聖剣はグルメ界で手に入れたのですよ」
「グルメ界で?」
「別に不思議な話ではないでしょう?貴方や私がこうして異世界にいるのです、この聖剣の前の所有者がG×Gに紛れ込んでいてもおかしくない」
「なるほどな……」


 猛獣が聖剣を食べる訳が無いし残っていても不思議じゃないか。ただ所有者は死んでしまったのかもしれないな。


「如何に最強のエクスカリバーを持っていようとグルメ界には通用しません。あそこはまさに地獄という言葉そのもの……生半可な覚悟では到底生きていけない」


 アーサーはそう言うと支配の聖剣を俺に突き付けてくる。


「貴方はどうでしょうね、グルメ界に入る資格があるのでしょうか?」
「なら試してやるよ、先にグルメ界に入ったアンタに採点してもらえれば分かりやすいからな」


 俺はナイフの構えをしてアーサーと対峙する。


『イッセー、気を付けろ。支配の聖剣は生物や現象、環境など様々なも
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