最終話 全ての戦いが終わりその五
[8]前話
「それも永遠のな」
「ここにいる誰もがそう思っていることだ」
「間違いなくな」
「そうだ、何かあればだ」
「友達にだな」
「駆け付ける」
そうするというのだ。
「通りすがりの仮面ライダーとしてな」
「そうするな、ではな」
「飲んで食いもして」
「そうしてだな」
「絆をより強くする」
今の喜びを通じてというのだ。
「そうする、ではだ」
「ああ、お互いにな」
「喜びの中に入る」
「今以上にな」
こう話してだった。
門矢も一条も仲間達の中に入った、そして。
泊にだ、ベルトさんが言ってきた。
「進ノ介、思ったのだが」
「どうしたんだ?」
「今から記念撮影といかないか」
こう言うのだった。
「皆でな」
「ここにいる全員でか」
「これだけの面子でだ」
ざっと見回しただけでもかなりの数だ。
「撮影となるとかなりだが」
「それでもだな」
「記念撮影をしてだ」
そうしてというのだ。
「そのうえでだ」
「全員でか」
「撮ってだ」
そうしてというのだ。
「そのうえでな」
「皆がその写真を持ってか」
「傷なの一つとすべきだ」
「いいな」
泊はベルトさんの提案に笑顔で応えた。
「それも」
「そう言ってくれるか」
「ああ、それじゃあな」
「今からだな」
「撮るか、皆いいか」
泊は今度は仲間達に話した。
「今から皆集まって記念撮影をしないか?」
「あっ、いいですね」
「そうしましょう」
「皆集まってますし」
仲間達は皆笑顔で賛成してきた。
「それじゃあです」
「今からですね」
「皆で」
「ああ、撮影の用意するからな」
今からだというのだ。
「撮ろうな」
「わかりました」
「そうしましょう」
「よし、今から撮ろうな」
「長い戦いを経てだ」
ベルトさんは笑って言ってきた。
「そうしてだ」
「俺達は成長してな」
「絆も築いてだ」
「永遠の友達になったな」
「そうもなったからな」
だからだというのだ。
「これからだ」
「皆で集まって写真撮って」
「絆の証として残そう」
「それじゃあな」
「今からだ」
今も笑って言った、そうしてだった。
戦士達は一つの場所に集まった、そのうえで。
写真を撮った、その時の彼等は皆笑っていた。肩を組み合う彼等の絆は一枚の写真にはっきりと出ていた。
最終話 完
2022・10・11
[8]前話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2025 肥前のポチ