第五百三十九話 強敵達に勝っていきその十五
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ライダー達は攻撃を放ちそれに動きも注意も集中させている彼に総攻撃を浴びせた、その総攻撃を受けてだった。
エボルトは動きを止めた、そのうえで言った。
「俺がまた敗れたのか」
「あんたは確かに強いさ」
変身を解いた如月が告げた。
「けれどその強さを自覚し過ぎてな」
「慢心になっている」
歌星も告げた。
「だから攻撃にもそれが出てだ」
「隙が生じていたんだよ」
「それでやられたんだな」
エボルトもここで自覚した。
「そうか」
「そうだよ、残念だったな」
「ああ、しかし今勝ってもな」
「今度はか」
「こうはいかないからな」
「あんた自分が負けた理由わかってないだろ」
「まぐれに決まってるだろ」
これがエボルトの返答だった。
「じゃあな」
「次はか」
「それはないからな」
こう戦士達に告げてだった。
倒れそのうえで爆発して消え去った、彼だけがわからないまま。
スウォルツを見てだ、ネモは彼に言った。
「いきます」
「来い」
こう答えてだった。
スウォルツは即座にアナザーディケイドになった、操真はそれを見て言った。
「今からだ」
「はい、戦いましょう」
フィリアが応えた。
「そのうえで」
「勝つ、いいな」
「そうしましょう」
こう言葉を交えさせた、その後で。
ライダー達はそれぞれの最強フォームとなった、そうしてだった。
アナザーディケイドと戦う、そこで。
ギルタンは敵を見て冷静に述べた。
「我々も今がだ」
「ああ、まさにな」
「正念場だからね」
ガレスとジョウが応えた。
「気を引き締めていこうね」
「最後の最後までな」
「そうしていくことだ、全員でな」
こう話して力を合わせて戦ったいった、そうして。
遂にだ、ライダー全員の攻撃が炸裂した、すると。
アナザーディケイドは倒れスウォルツの姿に戻り立ち上がって言った。
「俺はまた敗れたのか」
「そうだよ、どうしてかわかるだろ」
変身を解いた仁藤が言ってきた。
「あんたはスサノオについてな」
「力を求めてか」
「他の者が見えなくなってるからな」
それ故にというのだ。
「色々隙が出来てな」
「敗れるか」
「王様になりたいならな」
「やっぱり、ですよね」
エレンが言ってきた。
「常盤さんみたいに」
「そうね」
シャーリーはエレンの言葉に頷いた。
「あるべきね」
「貴方はあの人とは全く違う」
レダもスウォルツに告げた。
「それで敗れたのよ」
「そうか、だが俺は諦めはしない」
スウォルツはそれでも返した。
「あの方の下にいてだ」
「まだか」
「力を求めだ」
「王になるか」
「そうする、必ずな」
こう操真に告げてだった。
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