第五百三十九話 強敵達に勝っていきその二
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そこから攻撃を仕掛ける時に隙が出来た、ライダー達はその隙を逃さず。
一斉に攻撃を浴びせた、それでだった。
攻撃を受けたレデュエは動きを止めて両膝を着いてから忌々し気に言った。
「おのれ・・・・・・」
「俺達の勝ちだな」
変身を解いた草加が利いた。
「そうだな」
「この怨み必ず晴らす」
「無理だ、お前はまた敗れる」
冷たくだ、草加はレデュエに返した。
「そうなる、俺達にな」
「そう言うか」
「お前は弱いからだ」
それ故にというのだ。
「俺達には勝てない」
「その言葉忘れるな」
「ああ、覚えてはおいてやるよ」
乾はレデュエを見据えて言葉を返した。
「だからもう今はな」
「去れと言うのか」
「そうだよ、負けたならな」
「安心しろ、間もなくそうする」
レデュエは今も忌々し気に返した。
「ではな」
「ああ、じゃあな」
乾も冷たく返した、そしてだった。
倒れ爆発して消えるとだった、エリナはライダー達に言ってきた。
「あの、お料理ですが」
「出来てるか」
「はい、そして」
乾に微笑んで話した。
「乾さんの分は冷ましておきましたので」
「そうか、それじゃあな」
「召し上がられますね」
「そうさせてもらうな」
「それでは」
その冷ましていた食事を出した、そうしてだった。
勝った彼等は料理を楽しんだ、だが戦いはまだ続いていた。
ねずみ男はロシュオを見て鬼太郎に話した。
「鬼太郎、いいな」
「うん、わかってるよ」
鬼太郎は冷静な声で応えた。
「この戦いはね」
「相手はすげえ強いからな」
「これまで以上に気が抜けないよ」
「そうだよ、最後まで油断するなよ」
「そうしていくね」
「さて、よいじゃろか」
目玉の親父は剣崎達に声をかけた。
「ライダーの人達もな」
「わかっている」
相川が応えた。
「今度の相手も強い」
「だからのう」
「力を合わせてだ」
「戦っていこう」
「最後の最後までな」
「わし等も出来ることをする」
「そうして戦うぞ」
子泣き爺に砂かけ婆も言ってきた。
「だからじゃ」
「ライダーの人達も頼むぞ」
「ここは総力戦ばい」
「ぬりかべ〜〜〜」
一反木綿も塗り壁も言ってきた。
「皆で頑張る」
「そうするばい」
「さあ、やるわよ」
猫娘はもう爪を伸ばしている、今まさに戦う姿勢である。
「これからね」
「うん、じゃあ変身するよ」
上城が応えた、そうしてだった。
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