第五百三十九話 強敵達に勝っていきその一
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第五百三十九話 強敵達に勝っていき
幸平はレディエを前にして乾に話した。
「じゃあ俺達はですね」
「ああ、後でな」
「美味いもの出すってことでいいんですね」
「それを楽しみに戦うからな」
乾はその幸平に答えて話した。
「だからな」
「じゃあ調理に専念します」
「宜しくな、ただな」
乾はこうも言った。
「一つ頼みがある」
「ああ、熱いものはですね」
「それはな」
どうもと言うのだった。
「宜しくな」
「乾さんはそうでしたね」
「熱いものは駄目だからな」
それ故にとだ、乾は真面目な顔で話した。
「冷やしたものを頼むな」
「そうします」
「じゃあ鮟鱇鍋もですね」
恵は自分の得意料理を話に出して語った。
「冷やしてですね」
「冷えてたらいいんだよ」
乾もそれならと応えた。
「だからできたてはな」
「はい、時間を置いてお出しします」
「宜しくな」
「じゃあ料理は任せて下さい」
葉山も言ってきた。
「最高のを用意します」
「宜しくな、じゃあ俺達はな」
葉山には海堂が応えた。
「今からな」
「あいつを倒してきますね」
「レデュエの奴をな」
「お願いします」
「ああ、それじゃあな」
ライダー達はここでだった。
それぞれのベルトを出してそうしてそれぞれの最強フォームに変身した、そうしてレデュエに向かうがレデュエは。
ライダー達と戦いつつだ、こんなことを言った。
「実に楽しい」
「この戦いがなんだ」
「そうだ、実にな」
木場が変身しているサイガに応えて話した。
「やはり戦いはいい、そして相手をいたぶり殺すことは」
「戦い以上に」
「その通りだ、今からそうしてやる」
「おい、そう上手くいく筈ないだろ」
海堂が変身しているオーガが言い返した。
「俺達にそう簡単に勝てると思ってるのかよ」
「思ってるからこそ言う」
「言ってくれるな、しかしな」
「そうはというか」
「そうだよ、その余裕と性根がな」
この二つがというのだ。
「お前の墓穴になるからな」
「戯言を」
「戯言の筈がないだろ、もうな」
既にとだ、オーガは告げた。
「お前のことはわかっているからな」
「データのことか」
「他にもだよ、今からそれを見せてやるさ」
「乾君いいかな」
サイガは彼に声をかけた。
「その時が来たらね」
「ああ、やるか」
「あれで決めよう」
「そうしてやろうな」
ファイズはサイガの言葉に頷き他のライダー達も同じだった、レデュエはそれも戯言と思っていたが。
右足を前に出してだった。
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