第二千三百八十六話 月が愛される理由
[8]前話 [2]次話
第二千三百八十六話 月が愛される理由
砂漠地帯での日差しは強いです、強過ぎます。
そして夜の月はです。
「癒されますね」
「全くです、寒い位ですが」
日本兄妹はその月を見てお話します。
「優しい光ですね」
「お昼の太陽は厳しいですが」
「だからですね」
妹さんはわかりました。
「イスラム教におきましては」
「そうですね、太陽が避けられて」
そうしてなのです。
「月が愛されますね」
「こうした理由がありますね」
「昼は厳しく」
太陽の日差しがです。
「夜は癒されます」
「そういうことですね」
「ですから」
それでというのです。
「赤十字もトルコさんの国旗も」
「月ですね」
そうなっているのです、癒される月の光は砂漠地帯においてはこれ以上はないまでに愛されるものなのです。
第二千三百八十六話 完
2022・12・17
[8]前話 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ