暁 〜小説投稿サイト〜
私が好きになった人は・・だった そして、親友の女の子とも・・
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年が明けて、アカサが合格祈願に行こうよって言っていたので、4人で出掛けることになっていた。紗英は地元の大学を学校推薦で受けて、もう、合格していたんだけど、お礼に行くって付いてきていた。
「やっぱり、大宮?」
「やっばり湯島天神じゃぁない」と、東京まで出ることになった。
高校生は殆ど学校の制服で来てるみたいで、私達もそうだったんだけど
「ねぇ 今更なんだけど ウチの制服ってダサイよねー みんなコートの下はチェックとかのプリーツじゃない 私等 脱ぐと、昔の銀行員みたい」
「そうそう 岬なんか きれいから何きてても、スラーっとして似合うけど、私なんかおばさんだよ」と、アカサが言っていた。そういえば、最近、アカサは太ってきているような感じだった。私が、じーっとアカサを眺めていると
「なに ミミ なんか言いたそうネ そうよ 太ったの私 勉強しているとお腹すくてしまってー 問題集やっている時も、何か食べながらしてたし、安心してしまって、食べ放題なのよ」
「そうなのー でも、神様が付いていてくれたんだからいいんじゃあない?」と、私は、いい加減なフォローをしてしまった。私は、比較的痩せ気味なんだけど、胸だけは少し、大きくなったのか、前からしているブラジャーがきつくなっている気がしていた。お母さんの遺伝なのかも知れない。
帰りに、皆でお茶だけ飲んでいこうとなってカフェレストランへ
「アカサ 模試 A判定でしょ 着々とだね」
「ウーン 学校推薦ダメだったからネ 頑張らなきゃー とりあえず共通テスト終わるまで、落ち着かないよネ」
「そうだね 直ぐだからネ」
「岬は お茶の水 決定? ミミも?」
「ウン 決めた」と、私は、はっきりと言った。受かる自信は無かったけど。岬も学校推薦で最終ダメだったのだ。だから、一般入試をそろって受けることになっていた。
「いいのー 一棟さんと違う大学でも」と、紗英が聞いてきたけど
「ウン 彼も どっちみち1年間しか一緒に居られないんだったら、東京に行けって言ってくれてるし」
「そうなんだー 彼は東京の会社に就職?」
「まだ それは わかんない そろそろ就活だから」
「ミミも大変ねぇー そっちの心配もしなきゃぁなんないし で 仲はどこまで進んだのー?」と、アカサが
「どこまでって? 仲良いよー」
「だからー あっちのほうよー 私も皆に、告白してるんだから 正直にいいなさいよー」
「えぇー なんにもないよー 手ぐらいは繋いで歩くけど・・」
「だけぇー? 信じられないー」
「そうなのよ 今時、中学生でもキスぐらいしてるでしょぉー おませさんなら小学生でもだよー ほんと ミミはネンネなんだからー けしかけてんだけどねー
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