第四十四話 夏休みがはじまってその十二
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「見られて使われる」
「そのこともですか」
「最近結構こうしたお話しますけれど」
「アイドルの人達もそれがわかって」
「それで水着になるんですね」
「時には下着にも」
「もう男の子達がグラビア見てね」
水着のそれをというのだ。
「頭の中で色々想像して」
「使うんですね」
「そうしたことに」
「何か色々想像されるんですね」
「その人それぞれで」
「それが嫌ならアイドル出来ないわよ」
それこそというのだ。
「だって水着のグラビアってね」
「アイドルのお仕事の必須ですからね」
「ステージに握手会と並んで」
「絶対にするものですね」
「そのうちの一つですね」
「そうよ、それで私達もよ」
アイドルだけでなくというのだ。
「海やプールで水着になったら」
「そこには男の子もいますし」
「男の人も」
「実際かなりいます」
「それで常に視線感じていました」
「ということは」
「声をかけられなくてもね」
それでもというのだ。
「見られているからにはね」
「使われている」
「その可能性がありますね」
「どうしても」
「それは否定出来ないですね」
「本当のそれが嫌ならよ」
今話している見られてそうしたことに使われることはというのだ、店長は明るいが確かな声で話した。
「海やプールに行かない」
「それで水着にならない」
「最初からですね」
「そうすることですね」
「そうよ、水着になるイコールね」
泳いだり遊んだりするだけでなくというのだ。
「そうしたことでもあるのよ」
「もうそこは割り切ることですね」
「考えたら駄目かも知れないですね」
「男の子がそうすることは」
「もう当然だから」
「はっきり言って普通に学校や職場にいてもよ」
それだけでもというのだ。
「使われるかも知れないわよ」
「えっ、制服でも」
「制服着ていてもですか」
「それだけでもですか」
「十代のそうした欲求は甘くないわ」
だからだというのだ。
「だからね」
「それで、ですか」
「それが凄くて」
「制服着ているだけでも」
「使われますか」
「ミニスカートとかでもね、もういいって思ったら」
それだけでというのだ。
「使われるのよ、四十代になったらかなり落ちるそうだけれど」
「そうした欲求はですね」
「歳を取るとですね」
「落ちるんですね」
「けれどね」
それでもというのだ。
「十代の時はもう相当凄いから。私彼氏と十代から付き合っているけれど」
「十代の時はですか」
「今以上に凄かったんですか」
「そうだったんですか」
「あっ、彼氏今も変わってないわ」
店長の交際相手はというのだ。
「もうね」
「ずっとですか」
「そっちは変わらないんですか」
「十代
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