第四十四話 夏休みがはじまってその十
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「このコーヒー頂いて」
「午後も頑張ります」
「そうしてね、あとね」
「あと?」
「あとっていいますと」
「私泳がないけれど」
五人に笑って話した。
「ちょっと服脱ぐわね」
「あっ、店長さんもですか」
「服の下水着ですか」
「そうなんですか」
「いつもね、替えの下着は持って来てるけれど」
それでもというのだ、服の下に水着は海やプールではよくある服装だが泳いだ後が問題ということなのだ。
「いつもね」
「暑いからですか」
「服の下は水着ですか」
「そうなんですね」
「私達もそうですが」
「同じなんですね」
「そうよ、下着じゃ脱げないけれど」
服の下がというのだ。
「水着ならいいでしょ」
「デザインも露出度も変わらないですが」
「水着だといいんですよね」
「考えてみれば同じですが」
「同じ様な服ですが」
「水着ならいいですよね」
「だから見られてもいいから」
水着ならというのだ。
「今からね」
「脱がれますか」
「そうされますか」
「ええ、ちょっと待ってね」
こう言ってだった。
店長はまずはエプロンを脱いでだった。
上下共脱ぎにかかった、だが。
最初に下を脱いでだ、五人共顔を赤くして言った。
「あの、ちょっと」
「下からは」
「駄目ですよ」
「脱ぐなら一緒でしょ」
店長は白い素足を全て見せて話した、黒いビキニタイプの水着も見えている。
「下からでしょ」
「あの、何か」
「シャツの下に水着って」
「無茶苦茶エロいですよ」
「女の子の私達から見ても」
「それもかなり」
「女同士だしいいでしょ」
だが店長は笑って言うのだった、完全に脱いで上はシャツそして下は黒のビキニという格好になっている。
そしてシャツも脱いでだった。
上下共に黒ビキニになって言った、黒い下着にも見える。
「そうでしょ」
「それはそうですが」
「本当に下からっていやらしいですよ」
「アイドルの動画でもありますけれど」
「何か上から脱ぐよりもです」
「危ない感じがしますよ」
「そうかしら。だから脱ぐならね」
店長はまたこう言った。
「本当によ」
「同じですか」
「どうせ脱ぐなら」
「水着になるなら」
「そうよ、変わらないわよ」
脱いだエプロンを水着の上から着けつつ言った。
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