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ハッピークローバー
第四十四話 夏休みがはじまってその七

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「洗う様にしてね」
「後の仕事していくのね」
「そうしよう」
「それじゃあね」
 一華はかな恵の言葉に頷いた、そうしてだった。 
 五人で手分けして動いていった、そのうえで。
 午前中を過ごした、そして昼になるとだ。
 順番で休憩に入った、最初は富美子と留奈それに理虹だったが。
 二人は店の賄いのカレーを食べてからだった、そのうえで海に出ることにしたがまずは店の裏でだった。
 エプロンと服を脱いだ、すると三人共だった。
 すぐに水着が出た、三人共以前買った水着を着ているが。
 富美子はここでだ、留奈と理虹に言った。
「二人共水着今着てるの以外にも持ってるわよね」
「去年のやつね」
「そのまま持ってるわよ」
 二人は富美子にそれぞれ答えた。
「ちゃんとね」
「ちょっときつくなってきたけどね」
「私も持ってるわ、ただね」
 富美子はここでこう言った。
「一昨年、中二の頃のはもう入らないわ」
「それ私も」
「私もよ」
 二人もそうだと応えた。
「まだいけるかって思ったら」
「きつくなっててね」
「入らなかったわ」
「残念だけれどね」
「胸もお尻もね」
 富美子がその両方がと話した。
「成長してて」
「そうそう、それでね」 
 留奈はその通りだと応えた。
「ちょっと目にはいけそうでも」
「無理になってるのよね」
「これがね」
「いや、皆成長してるのね」  
 理虹はしみじみとした口調で述べた。
「一昨年の水着が入らないなんて」
「これは去年の水着もよ」
「中三の時のも」
「来年にはね」 
 富美子は理虹に話した。
「入らなくなってるかも」
「この調子でいくとね」
「そうなってるかもね」
「そうよね」
 そこはというのだ。
「有り得るわね」
「充分にね」
「そういえば二人共胸あるわね」
 留奈は富美子と理虹のスタイルを見て言った。
「特に富美子が」
「それ言うならあんたもよ」
 富美子は留奈に笑ってこう返した。
「結構以上によ」
「胸ある?」
「あるわよ」
 実際にというのだ。
「流石にかな恵程じゃないけれど」
「かな恵はまた別でしょ」
「何て言うかね」
 かな恵はというと。
「あれこそ爆乳よね」
「そうでしょ、九十はね」
 それ位はというのだ。
「あるでしょ」
「そうよね」
「そこであの娘出したら駄目よ」
 留奈は笑って話した。
「もう格がね」
「違うのね」
「全くね」
「それはそうね。クラス一の巨乳って話もあるし
「それもね」
 そうである可能性はというのだ。
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