第2試合
【第2試合】 VSノワールプペ(3)
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に飛び上がった。
「プペプペェ? あいつ、なにするキー?」
キン肉マンルージュは飛び上がりきると、今度はキャンバス目掛けて落下する。そしてキン肉マンルージュは、巨蛇の口を開かせ、声を上げた。
「48の殺人技のひとつ、口裂けキン肉バスター!」
キン肉マンルージュは、巨蛇の口を使って、キン肉バスターを放つ。
“ずぉどがががああぁぁぁん
「じゅぎゅぐばがががあああぁぁぁッ」
巨蛇の口は、大きく裂けてしまった。そして巨蛇は、ぴくぴくと痙攣し、動かなくなった。
「おおおおお! 倒したあ! キン肉マンルージュ選手! 見事、巨蛇を討ち取ったあ!」
興奮するアナウンサーを尻目に、ミーノはつぶやく。
「口裂けキン肉バスター、この技は、キン肉スグル大王様が、悪魔六騎士であるスニゲーターとの戦いで見せた技なのですぅ。さすがは超人オタクであられる凛香様、土壇場で思い出したのですぅ」
“どずずずぅん”
巨蛇はぐったりとして、リングに沈んだ。
「プペプペプペプペプペッ! 超ビッグスネークじごくのステージ、クリアだよー! やるねー、おまえー、ほめてやるよー」
悪魔将軍プペは、変わり果てた姿になってしまった巨蛇を見つめながら、ケラケラと笑っている。
「さーて、このヤクタタズなウデ、かたづけないとねー」
そう言うと、悪魔将軍プペは、コーナーポストに向かって飛び上がった。そして、自らの肩関節を、コーナーポストに激突させた。
“どぐしゃああぁぁッ”
“ぶちいいぃぃぃッ”
肩関節が潰れる音と、腕が千切れる音が、同時に聞こえた。
“う、うわわわわあああッ!”
“きゃあああぁぁぁあああッ!”
観客達は、あまりの凄惨な光景に、悲鳴を上げる。
「もうカタッポもねー」
悪魔将軍プペは、再度、飛び上がった。そして、残りの腕の肩関節を、コーナーポストに激突させる。
“どぐしゃああぁぁッ”
肩関節が潰れる音が聞こえる。しかし、悪魔将軍プペの腕は、皮一枚残して、繋がっている。
「あー、ウデ、とれなかったー。しょうがないなー」
悪魔将軍プペは、ぶらりと垂れ下がった腕を掴む。そして、躊躇なく、腕を思いきり引っ張り上げた。
“ぶちいいぃぃぃッ”
悪魔将軍プペの腕は、痛々しい音と共に、引きちぎられてしまう。
“ひいいいぃぃぃッ”
観客達は、全身が凍ってしまったかのような、寒々しい悲鳴を上げる。
「さーて、いっただっきまーす」
悪魔将軍プペの胸にあるノワールプペの顔が、大きく口を開いた。その大きさは、巨蛇にも負けないほどの、とてつもなく大きなものである。
“がぶうぅじゅるるるぅ”
悪魔
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