暁 〜小説投稿サイト〜
美少女超人キン肉マンルージュ
第2試合
【第2試合】 VSノワールプペ(3)
[4/5]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
に飛び上がった。

「プペプペェ? あいつ、なにするキー?」

 キン肉マンルージュは飛び上がりきると、今度はキャンバス目掛けて落下する。そしてキン肉マンルージュは、巨蛇の口を開かせ、声を上げた。

「48の殺人技のひとつ、口裂けキン肉バスター!」

 キン肉マンルージュは、巨蛇の口を使って、キン肉バスターを放つ。

“ずぉどがががああぁぁぁん

「じゅぎゅぐばがががあああぁぁぁッ」

 巨蛇の口は、大きく裂けてしまった。そして巨蛇は、ぴくぴくと痙攣し、動かなくなった。

「おおおおお! 倒したあ! キン肉マンルージュ選手! 見事、巨蛇を討ち取ったあ!」

 興奮するアナウンサーを尻目に、ミーノはつぶやく。

「口裂けキン肉バスター、この技は、キン肉スグル大王様が、悪魔六騎士であるスニゲーターとの戦いで見せた技なのですぅ。さすがは超人オタクであられる凛香様、土壇場で思い出したのですぅ」

“どずずずぅん”

 巨蛇はぐったりとして、リングに沈んだ。

「プペプペプペプペプペッ! 超ビッグスネークじごくのステージ、クリアだよー! やるねー、おまえー、ほめてやるよー」

 悪魔将軍プペは、変わり果てた姿になってしまった巨蛇を見つめながら、ケラケラと笑っている。

「さーて、このヤクタタズなウデ、かたづけないとねー」

 そう言うと、悪魔将軍プペは、コーナーポストに向かって飛び上がった。そして、自らの肩関節を、コーナーポストに激突させた。
“どぐしゃああぁぁッ”

“ぶちいいぃぃぃッ”

 肩関節が潰れる音と、腕が千切れる音が、同時に聞こえた。

“う、うわわわわあああッ!”

“きゃあああぁぁぁあああッ!”

 観客達は、あまりの凄惨な光景に、悲鳴を上げる。

「もうカタッポもねー」

 悪魔将軍プペは、再度、飛び上がった。そして、残りの腕の肩関節を、コーナーポストに激突させる。

“どぐしゃああぁぁッ”

 肩関節が潰れる音が聞こえる。しかし、悪魔将軍プペの腕は、皮一枚残して、繋がっている。

「あー、ウデ、とれなかったー。しょうがないなー」

 悪魔将軍プペは、ぶらりと垂れ下がった腕を掴む。そして、躊躇なく、腕を思いきり引っ張り上げた。

“ぶちいいぃぃぃッ”

 悪魔将軍プペの腕は、痛々しい音と共に、引きちぎられてしまう。

“ひいいいぃぃぃッ”

 観客達は、全身が凍ってしまったかのような、寒々しい悲鳴を上げる。

「さーて、いっただっきまーす」

 悪魔将軍プペの胸にあるノワールプペの顔が、大きく口を開いた。その大きさは、巨蛇にも負けないほどの、とてつもなく大きなものである。

“がぶうぅじゅるるるぅ”

 悪魔
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ