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ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
第101話 予想していなかった再会!切れ味勝負、イッセーのナイフVS聖王剣コールブランド!中編
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ってその放たれる聖なる光はあまりに強く、浴びているだけで調子が悪くなってしまいそうなくらいです……!


 アーサーさんはコールブランドを振るうと次元に割れ目が生まれました。


「コールブランドは次元を斬り開く力を持っています、この先の次元に広い空間を作りました。私と貴方がここで暴れたら崩れてしまい生き埋めになってしまいますからね」
「はっ、態々うってつけの舞台を用意してくれたのか?気が利くじゃねえか」
「ではいきましょうか」
「やめてください!お兄様!師匠!」


 二人はその穴に入ろうとしましたがルフェイさんが止めました。


「どうして二人が戦わなければならないんですか!」
「ルフェイ、私は貴方たちの敵である美食會なのですよ。先ほどもそう言ったでしょう」
「そんなの私は信じたくありません!」
「なら貴方は家に帰りまさい」
「えっ……」


 ルフェイさんはアーサーさんのその一言で叫ぶのを止めました。


「貴方は私を見つけるために家を出た、そしてこうして目的は達成されたんです。もう貴方が旅をする必要はないでしょう」
「そ、それは……」
「それとも私に私に付いてきますか?今の貴方なら美食會でもやっていけるでしょう」
「そんなの嫌に決まってるじゃないですか!」
「なら貴方はどうしたいんですか?貴方自身は何がしたい?なぜここに居る?それを答えられるのですか?」
「……」
「答えられないのなら家に戻りなさい。この世界は己の信念を持たぬものが生きていけるほど甘い世界じゃない」


 アーサーさんはそう言ってルフェイさんを突き放しました。


「……さて、お待たせしました」
「随分な言い方だな。お前を探して必死にやってきた妹にもうちょっと優しさは無いのかよ」
「大切な妹だからこそハッキリと言ったのです。それに貴方だって同じような事を思っていたのではないですか?」
「……」


 アーサーさんを非難するイッセー先輩ですが、あまり強い言い方ではないです。もしかしてイッセー先輩も思う事があるのでしょうか?


「ルフェイ」
「師匠……」
「俺は今からお前の兄ちゃんと戦ってくる。その間にお前はこれからどうしたいかを考えておけ、いいな?」


 イッセー先輩はそう言うとアーサーさんと共に次元の穴の中に入っていきました。


「イッセー……」
「リアス、のんびりしている暇はありませんわ!」
「まだ彼女が残っています!」


 リアス部長は心配そうに次元の穴を見つめていましたが、朱乃先輩や祐斗先輩は残っているエレインさんに警戒します。勿論私達も警戒していつでも戦えるようにしています。


「なるほど、やる気は十分という事ですね。ならば僭越ながらこの私、エ
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