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ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
第101話 予想していなかった再会!切れ味勝負、イッセーのナイフVS聖王剣コールブランド!中編
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」
「嘘じゃありません。ヴァーリが美食會ならその方に仕えている私も同じく美食會なのはおかしいことではないでしょう?」
「じゃあエレインも……」
「はい、私も美食會の一員です」
「そんな……!?」
アザゼル先生は前に危険な集団として警戒するようにと説明を受けた美食會の事をイッセー先輩に確認しました。
ただルフェイさんだけは未だ信じられないのか嘘だと言いますが、無情にもアーサーさんとエレインさんは自分達が美食會の一員だと告げます。
「どうしてですか!?美食會は食材を牛耳ろうとしている悪い奴らなんですよ!」
「勘違いをしないでほしいですが私はヴァーリが美食會にいるから仲間になっているだけです。奴らの目的などには賛同していませんし興味もありません」
ルフェイさんが美食會は悪い奴らの集まりだと言うとアーサーさんはあくまでも自分はヴァーリという人がいるから美食會にいるだけで、仲間意識は無いと答えました。
「私が興味あるのは強者との戦い……特にヴァーリが期待しているという貴方は実に興味深い」
先程の優しい笑みは消えて獰猛な笑みを浮かべるアーサーさん、その目をイッセー先輩を捕えていました。
「……そっちが本性ってか?」
「ふふっ、どうでしょう?」
イッセー先輩はアーサーさんを睨みつけますが、彼は眼鏡の位置を指で直しながら楽しそうに笑いました。
「ルフェイに会いに来たって言うのも嘘なのか?」
「それは本音ですよ、あの子は私にとって可愛い妹ですから。今回は貴方の方がついでですね」
「ついで扱いかよ。まあ妹の事を真剣に心配してる兄貴なのは本当みたいだから安心した」
イッセー先輩は少なくともアーサーさんがルフェイさんを案じる兄であった事に安心した様子を見せます。流石にそれすらも嘘だったらルフェイさんが可哀想です。
「でもそんな大事な妹よりもヴァーリの方を優先するのか?」
「ええ、あの方は私が仕えたいと思った唯一の人です。騎士が王を優先するのは当たり前の事」
「成程、お前にそこまで言わせるか。益々あいつに会うのが楽しみになってきたぜ」
イッセー先輩は歩き出して同時にアーサーさんもイッセー先輩に近づいていきます。そしてお互いあと一歩までの距離まで接近しました。
「……それで戦るのか?」
「勿論、貴方を味見させていただきますよ」
アーサーさんはそう言うと光り輝く聖剣を取り出しました。
「あれはまさか噂に名高い『聖王剣コールブランド』!?」
「なんて神々しい輝き……ゼノヴィアのデュランダル以上だわ!」
ゼノヴィアさんとイリナさんは聖剣使いなのであの剣の名前を言い当てました。悪魔である私達にと
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