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ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
第101話 予想していなかった再会!切れ味勝負、イッセーのナイフVS聖王剣コールブランド!中編
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…」
「良かった、メルクさんは生きていたんですね」
「これでルキ殿に良い報告が出来るな」
「でもどうしてこんな危険な場所で作業をしているんだろう、それもルキさんに何も言わずに……おかしくない?」
「まあ本人に会って話を聞くしかないな」
アーサーさんはメルクさんに会ったのではなく見つけたと答えました。メルクさんが生きていた事を知ったアーシアさんとゼノヴィアさんはルキさんに良い報告が出来ると喜びました。
でもなぜこんな危険地帯でしかもルキさんに何も言わずに何年もいたんだとイリナさんが首を傾げました。その謎を知るにはイッセー先輩の言う通り本人に会って話を聞くしかないですね。
「あっ、そうだ。アーサーさんは異次元七色昆虫を持っているのか?」
「異次元七色昆虫?もしや七色に光る昆虫の事ですか?」
「ああ、そうだ。俺はシュウとマイっていう二匹の蝶を飼っているんだ。その昆虫たちのお蔭で俺達は二つの世界を行き来しているんだ」
「なるほど、貴方たちはそう呼んでいるのですね。結論から言えば私も異次元七色昆虫は知っています。しかし私は持っていません、私の主が所持しています」
イッセー先輩はアーサーさんに異次元七色昆虫を持っていないかと聞きました。彼がこの世界にいるのなら間違いなく関わりがあるはずです。
予想通りアーサーさんも異次元七色昆虫に心当たりがあるようですが、自分ではなく仕えている主が持っていると答えました。
「お兄様の主さんってどんな方なのですか?」
「そうですね、あの方は一言で言えば強いですね。今だに勝てた試しがありません」
「えー!?そんなに強いんですか!?お兄様は『アーサー王の再来』とまで呼ばれる凄腕の剣士なのに!?」
「ええ、彼は文字通り別格です」
アーサーさんが仕えている人は相当強いみたいですね。
「そんなに強いのか?俺も興味が湧いてきたな、名前はなんていうんだ?」
「私が仕えているお方の名前は……『ヴァーリ』と言います」
その瞬間でした。イッセー先輩は一瞬でアーサーさんから距離を取るとナイフの構えをします。私達も全員が戦闘態勢に入りました。
動けないのは思考が停止してしまったルフェイさんと事情を知らないアザゼル先生だけでした。
「お前ら、どうしたんだ?」
「……お前、美食會か」
「ええ、立場上ではそうなりますね」
アザゼル先生は最初何が起こったのか分からなかったようですが、イッセー先輩の美食會という言葉に反応してすぐに戦闘態勢に入りました。
「おいイッセー、美食會って言えば確かG×Gで暗躍してるっつう……」
「ええ、俺達の敵です」
「お兄様、嘘ですよね……?お兄様が美食會の仲間なんて……
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