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ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
第101話 予想していなかった再会!切れ味勝負、イッセーのナイフVS聖王剣コールブランド!中編
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行中なのに……一体どんな特訓をしたのでしょうか?
「しかしルフェイも強くなってきましたし私も修行がひと段落着いたのでそろそろ会ってもいいころ合いだと思いました。そして貴方たちがメルクマウンテンに向かったという情報を得た私は必ずここに来るだろうと予想して先回りしていたという訳ですよ」
「なるほど、そういう事だったんですね」
だからヘビーホールの最下層に来ていたんですね。どこで情報を得たのかが気になりますがG×Gにはそういう情報を扱う人が多いから案外簡単に情報が手に入るのかもしれません。
「それにここにはこれがありますからね」
アーサーさんは懐から金色の石を取り出しました。
「お兄様、何ですかその石は?」
「これは『メルクの星屑』と飛ばれている砥石ですよ」
「えっ!?メルクの星屑!?食材じゃないのか!?」
アーサーさんの言ったメルクの星屑と言う言葉にイッセー先輩は仰天した様子を見せましたが私達も驚きました。だってまさか砥石だなんて思わないじゃないですか!
「もしかしてその砥石って食べられる砥石なのか?」
「試してみますか?」
「いいのか?じゃあ遠慮なく……」
イッセー先輩はアーサーさんからメルクの星屑を受け取るとガブっと噛みつきました。
「硬ったぁ……!普通に砥石じゃねえか!?」
「じゃあメルクの星屑は食べられないって事ですか!?」
イッセー先輩は涙目でそう言ったので私はメルクの星屑は食べられないのかと思ってしまいました。
「いやでもなぁ、親父が食べられない物をリストに載せるか?そこまで意地悪だとは思わねえけど……」
「確かにグルメ細胞は食べてパワーアップするのに食べれない物を探させるなんて事は一龍さんならしないと僕も思うよ」
「ならメルク本人に聞けばいいのではないですか?向こうの方で作業をされていますよ」
「えっ!?アーサーさん、貴方メルクさんに会ったの!?」
イッセー先輩は食べられない物を取りに行かせるほど一龍さんは意地悪じゃないと言い、祐斗先輩も同意しました。
私も食べてパワーアップするグルメ細胞の性質上態々食べられない物を捕獲してこいなんて一龍さんがさせるとは思わないです。
それに微かにですけどメルクの星屑からも何か声が聞こえるんですよね。だから食材だと私も思うのですがその肝心の食べ方がまだ聞けないんです。
どうしようかと思っていたらアーサーさんがメルク本人に聞いたらどうかと言い、リアス部長がメルクさんに会っているかと彼に聞きました。
「会ったというよりは見つけたという感じですね、向こうで作業をされていますよ。声をかけても反応しなかったので直に立ち去りましたが…
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