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ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
第101話 予想していなかった再会!切れ味勝負、イッセーのナイフVS聖王剣コールブランド!中編
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「……あの話に戻ってもよろしいでしょうか?」
「あっすみません。どうぞ続きを」
アーサーさんに咳払いされてイッセー先輩は頭を下げてそう言いました。
「私とエレインの関係を認めない父は彼女を私から引き離そうとしました。当然反発した私は彼女を連れて家を飛び出したのです」
「駆け落ちですね!」
家を飛び出したと言ったアーサーさんにアーシアさんが目を輝かせながら駆け落ちと言いました。女の子なら一度は憧れるシチュエーションですね。
「その後は暫く彼女と当てのない旅をしていたのですが色々あって私はこの世界に来る事になったのです」
「急にはしょったな!?」
「これ以上話すと唯の惚けになってしまいますからね。例えば追手から身を隠す為に入った洞窟でエレインと……」
「あっ、分かりました。もう結構です」
アーサーさんの言葉に察したイッセー先輩は顔を赤くして話を中断させました。心なしかエレインさんも顔を赤くしていますし……
「でもアーサーさん、イッセー君の事を知ってるなら弟子であるルフェイさんの事も知っていたんじゃないんですか?」
「ええ、知っていましたよ。流石に最初は驚きましたが……」
「なら何で今日まで会いに行ってあげなかったんですか?彼女は貴方を探していたというのに……」
「そうですね。でも私がルフェイに何も告げずに去ったのは彼女の未来を潰したくなかったからです」
祐斗先輩がアーサーさんにそう質問すると彼はルフェイさんの未来を潰したくなかったと言いました。
「ルフェイは優しい子です。もし私が家を出ると知れば必ず私についてくると言うと思ったのです。この子には素晴らしい魔法使いとしての才能があった、その才能が生かせる道を私の我儘に突き合わせて無くしたくなかったのです」
「お兄様……」
「しかし私は貴方の執念を甘く見ていました。知ってか知らずか貴方までこの世界に来ていたんですから」
「当然です!私は師匠に鍛えてもらってメンタルもアップしていたんですから!」
ルフェイさんは胸を張ってえっへんと言いました。私より大きな胸がプルンと揺れたのにイラッとしたのは内緒です。
「ですがその頃には私には使えている人がいたためルフェイには会えませんでした。なぜならその方の活動している場所がグルメ界で私もそこに向かわなければいけなかったからです」
「えっ、お兄様は誰かに仕えているんですか!?それにグルメ界に入れるんですか!?」
「ええ、最初は何度も死にかけたので必死に環境に適応するための特訓を繰り返し行い、等々グルメ界でも活動できるほどには強くなれました」
「す、凄いです……」
なんとアーサーさんはグルメ界に入れる実力者だったそうです!私達はまだ修
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