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ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
第101話 予想していなかった再会!切れ味勝負、イッセーのナイフVS聖王剣コールブランド!中編
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せんからね。
「し、師匠……それだと食べ物の為に私を助けたみたいじゃないですか……」
「あっ、いや今のは冗談だよ!俺は……」
「あはは、分かってますよ。師匠がそんな人じゃないって事は。というか慌てすぎですよ、師匠は相変わらず変な所で抜けてますね〜♪」
「コイツ……」
「きゃー?」
ルフェイさんにそう言われたイッセー先輩は慌てて弁解しようとしますが、それを見ていたルフェイさんが楽しそうに笑いだしました。
自分がからかわれていると分かったイッセー先輩はルフェイさんの頭から魔女の帽子を取って髪をぐしゃぐしゃと結構強い力でわしゃわしゃしました。
でもルフェイさんはそれを嬉しそうに受け入れていました。なんかいいですね、ああいう恋愛が絡まない兄妹みたいなやり取り……
まあ私は妹じゃなくお嫁さんですけどね。
「ふふっ、ルフェイにも信頼できる人が出来て安心ですね。昔は私にべったりだったのに……」
「お、お兄様!そう言う事は言わないでください」
「……そんなに大事な妹なら何で黙って出て行ったんだ?本来家族同士のいざこざに首を突っ込むことはしないんだが、仮にも師匠としてルフェイの面倒を見てきたんだ。キチンとその辺を話してもらうぜ」
「そうですね、貴方になら話してもいいでしょう」
アーサーさんはルフェイさんとイッセー先輩のやり取りを見て微笑ましいものを見る目で笑みを浮かべました。
それに対してルフェイさんは照れながら「やめてくださいよー」と言った感じでしたがイッセー先輩は鋭い視線をアーサーさんに向けました。
まあ普通はルフェイさんとアーサーさんの問題なのでそこに赤の他人が首を突っ込むのはおかしいですが、先輩は彼女の師匠として面倒を見てきたからそうも言いたくなりますよね。
それを聞いたアーサーさんはなぜ自分が黙ってルフェイさんの元を去ったのか語り始めました。
「先ほども言いましたが私はペンドラゴン家の次期当主として期待されてきました。そして当主には伴侶がいて私は様々な貴族の娘から求婚をされていたのですが……」
アーサーさんはそう言うとエレインさんに視線を向けました。二人の顔がほんのり赤くなっていますがコレはもしかして……
「二人は付き合っているのか?」
「はい、将来結婚することを前提に付き合っております」
「キャー!当主とメイドの禁断の恋!燃えるわー!」
ゼノヴィアさんの発言に肯定するアーサーさん、メイドさんとの身分を超えた禁断の恋……こんなの女の子なら好きな話じゃないですか!女性ならティナさんみたいな反応をしちゃいますよ。
「しかし私の父は格式を重んじる人で身分の低いメイドを妻にするなどペン
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