第五百三十七話 続けて出て来る強敵達その十五
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「僕達皆君が嫌いだからね」
「そうですか」
「代わりに言うよ、まただね」
「生き返るとだな」
門矢も言ってきた。
「また俺達と戦うな」
「そのつもりです」
「その時は相手をしてやる」
門矢はこう返した。
「だからだ」
「今はですか」
「死ぬことだ」
早くというのだ。
「いいな」
「そうですか、では」
「悪魔の最期でも最期は最期だ」
門矢はこうも言った。
「だからだ」
「見送ってくれるのですね」
「それで不服か」
「いえ、それではお願いします」
こう門矢に答えてだった。
井坂は全身が黒く変色してだった。
そうして姿を消した、これでまた一つ戦いが終わった。
人間の姿のメズールを見てだった。
美森は身構え友奈に言った。
「今からね」
「うん、一緒に戦おう」
友奈はきっとした顔を向けて応えた。
「そうしよう」
「そして勝ちましょう」
「メズール、グリードの中でも特に強い四人のうちの一人ね」
風はキッとした顔で言った。
「それが私達の相手ね」
「そうだよ、かなり強いことは事実だよ」
フィップが応えた。
「彼女もね」
「そうですよね」
「そう、けれどね」
友奈に対して答えた。
「今の僕達はね」
「これまで、ですね」
「数多くの戦いを経てきて」
そうしてというのだ。
「かなり強くなっているよ」
「そうですね」
凛はそれはと答えた。
「私達もこれまで戦ってきましたから」
「だからね」
「これまでの戦いのことを活かして」
「戦っていこう」
「わかりました」
「そうよ、私も戦う為にここにいるわ」
メズールも言って来た。
「だからね」
「それでだな」
左が応えた。
「俺達にもだな」
「遠慮はしないし」
「遠慮は無用だな」
「容赦なくかかってきて」
そうしてというのだ。
「そのうえでね」
「全力で戦うことだな」
「そうしてくれたら嬉しいわ」
「ではな、そうさせてもらう」
変身したメズールに応えてだ。
ライダー達もそれぞれの最強の姿に変身してだった。
友奈達もそれぞれの力を発揮して戦いに入った、だが。
メズールは強く樹は思わず言った。
「強いと思っていたけれど」
「うん、予想以上だよね」
園子が応えた。
「やっぱりね」
「そうですよね」
「そうだな、だがそれは想定していた筈だ」
アクセルが応えてきた。
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