第五百三十七話 続けて出て来る強敵達その十一
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「アスタさん、それでは」
「ああ、戦おうな」
「そうしましょう」
「そ、そうよ」
ノエルは先を越されたと感じ必死の顔でアスタに応えた。
「私達とライダーの方々でね」
「皆の力を合わせてな」
「ダークキバと戦うわよ」
「今からな」
「それでお願いします」
ノエルは良太郎そして桜井にも顔を向けて言った。
「今から」
「うん、じゃあね」
「変身するぞ」
ライダー達も応えてだった。
そのうえで7変身した、彼等も最初から最強フォームだった。それぞれその最強の姿を以てであった。
戦いに入る、すると。
対するダークキバは圧倒的な力を見せた、それでだ。
レオポルドも獄炎を放ってから言った。
「これ位じゃ通用しないからな」
「辛いよね」
チャーミーが応えた、今は本来の等身である。
「やっぱり」
「いや、面白いぜ」
「面白い?」
「ああ、面白いぜ」
これがレオポルドの返事だった。
「これだけ強いとな」
「戦いがいがあるんだ」
「ああ」
その通りという返事だった。
「だからな」
「楽しんだね。それじゃあ」
「ああ、一緒にな」
「戦っていおうね」
「そうだ、楽しいじゃねえか」
マグナも言ってきた。
「これだけ強いとな」
「やっぱりそうだよな」
「殿下の言葉に賛成だぜ」
彼が王族であることからの敬称だ。
「それならな」
「やるぞ」
「ああ、全力でな」
「楽しませてもらうぞ」
「おう、その意気だぜ」
良太郎と一緒になっているモモタロスも賛成だった。
「戦うならな」
「楽しむことだな」
「そうしないとな」
マグナに笑って応えた。
「だからな」
「全力で楽しんでな」
「勝とうぜ」
「先輩、それはいいけれどね」
「連携は忘れたらあかんぞ」
ウラタロスとキンタロスが言ってきた。
「お前よおそれ忘れるからな」
「今言っておくね」
「モモタロスってすぐに頭に血が上るんだよね」
「全くだ」
ジークはリュウタロスの言葉に頷いた。
「いつも思うがな」
「悪い癖だよね」
「うっせえ、俺は俺なんだよ」
モモタロスは仲間のイマジン達に怒って反論した。
「連携もちゃんとするから安心しろ」
「うん、そうだよね」
良太郎はその通りだと笑顔で答えた。
「モモタロスは大丈夫だよ」
「流石だな、わかってるじゃねえか」
「じゃあ皆で一緒にね」
「ああ、力を合わせてな」
「ダークキバと戦っていこう」
圧倒的な力を持つ敵にというのだ。
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